第27話 ページ34
俺が一番得意つったら…
体術しかねぇってか
『やるしかねぇ…』
覚悟を決めて、構える
『この距離なら被弾しなくともかする程度で済む、早めに終わらせるぜ！』
伊達に体術が得意とぬかしてない
相手が拳銃を持っていた時の対処くらい分かる
…まぁ無傷でいられるかはまた別の話だけど
『俺の腕をお前らごときに捧げるつもりでやるんだ、有難く受けてもらわなきゃな』
良隊「構わん、やれ！！！」
くる…！
銃弾を避けて相手に向かおうとした時だった
堂「椎名！！伏せろっ！！」
『えっ…？』
急に視界が暗くなり身体に衝撃がはしった
…堂上教官に抱きかかえられてる？
堂「ちっ…！」
教官の舌打ちと、良化隊員のうめき声が聞こえる
多分、教官がやってくれたんだ
そして沢山の足音と共に「諦めろ！！良化隊共！」
という声も聞こえた、防衛員の皆だ
そして良化隊の撤退という言葉も_______
_______守れたんだ、本を
教官から離れて思わず座り込んだ
…右腕の感覚が麻痺してきた
『…良かったぁっ…！』
堂「何が良いんだど阿呆っ！！！！」
教官が身体を離したと思えば
また抱きしめられた
あまりの驚きに声も出せず何故か笠原の姿が無いか確認してしまった
どうやら笠原は先に戻ったようだ
『…ちゃんと本は守りました』
堂「頼むからっ！！！！」
『っ？！』
堂「…頼むから、無数の銃弾相手に身体1つで乗り込もうとか考えるなっ！！！」
堂「その怪我で！！無理に突っ込もうとか考えるな！！！」
堂「手塚が応援要請入れることくらい、」
堂「俺が来ることくらい考えとけ！！！！」
『…っ、すいません…』
本気で怒らせた
本気で心配させた
堂「…椎名、腕」
『…』
有無を言わせない雰囲気だったから
まくって、腕を見せた
堂「っおまえ、これ」
その腕の一部がとんでもない青紫色になっていた
今一番びっくりしてんの俺だと思う
『…ワオ』
堂「ワオじゃないわど阿呆！！！！！！！」
『俺だってこんなんなってると思いませんよ！！』
そらこんなんじゃ拳銃落とすわな
あー、これ治んのどんくらいかかんのかな
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キリ - めちゃくちゃ最高です！もし出来るなら更新待ってます！ (2021年6月6日 3時) (
レス) id: 9739ccc4f6 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - まこさん» コメントありがとうございます！！商業って地味に大変ですよね笑笑更新がんばりまっす！ (2018年6月24日 19時) (レス) id: c783603744 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - ミルクティー娘さん» うっ！！まじすか！！ありがとうございます(^-^)(^-^)更新が遅くなり申し訳ございません…お互いに頑張りましょうね！ (2018年6月24日 19時) (レス) id: c783603744 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 自分も商業出身です！楽しみにしてるので頑張って！ (2018年5月27日 22時) (レス) id: 430b8e47c8 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー娘(プロフ) - こんばんは！いつも、楽しみにお話を見ています！私も高校3年です大和さんの気持ちすごく同感できます！これからもとても忙しくなると思いますがお互いに頑張りましょう！更新待ってます！(^ω^) (2018年5月26日 22時) (レス) id: 1554e78de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大和 | 作成日時：2017年5月28日 14時
