第3話ッ!! ページ5
今日は満月の日だ。
何を思ってか、Aは寝静まった夜施設を抜け出しあの湖へと足を運んだ。
妖しく光る満月を映す湖はいつもと違って見えるのは気のせいだろうか。
そこへ行った事により、Aの運命は大きく変化した。
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何事も無く、とはいえ施設の人間からは怪訝な表情で相変わらず見られるがAは気にする事なく6年の月日が経つ。
この6年でAは随分と成長した。
空白しか無かったスタンドが持つこの本はAの字で沢山と埋まっていた。
まだ空白のページが多いが技もそれなりに使いこなせるようになったしA自身、転生前の事もあってかその腕っ節も問題なしだ。
12歳とは思えない位落ち着いたAを逆に不気味がる。
それは、この左右異なる瞳の色のせいでもあるが。
満月の夜、今日もAは何となく何時もの湖へと足を運ぶ。
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妖しく光る満月をうつす湖をぼーっと見つめていると、珍しく“
どうした、と声をかけようとした直後に身体が金縛りにあったかの様に動かなくなる。
それは、恐怖か否か。
一人の男が居た。
雲に隠れていた月が姿を現すと同時に光に照らされ男の容姿もはっきりと現れた。
Aは目を見開く。
黄金色の髪に妖しい色気を放つこの男を知っているからだ。
まさか、だ。
『(DIO……)』
男は口端を上げると柔らかな声で話し出した。
「君から唯ならぬ何かを感じた。どうだ、わたしと
『何で、俺が一人だと思う。』
「その“何か”のせいで君は周りから離され孤独を感じている、違うかい?」
『……』
甘く優しく囁く様に話すこの男にAは背筋がぞくりとした。
「警戒する事はない。わたしは君に危害など加えない。それよりも、顔がよく見えない。」
一歩、また一歩と近付く男にAは何故か動く事が出来なかった。
このまま身を委ねるのも悪くないと思ってしまったからだ。
そして気付けば男を見上げる形になっていた。月夜に照らされ、Aの左右異なる瞳と目が合うと妖艶に笑った。
「やはり君とわたしは同じだ。わたしと共に行こうではないか。」
差し伸べる手をAは見る。
そして、その手を取った。
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神羅課長(プロフ) - RUGIさん» そうだったんですか!!!と、言うことはワンピースの方も同じ感じなんですかね？？ (2020年1月8日 16時) (
レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 神羅課長さん» まだ完結はしておりません！私がただ作品名が全く思い浮かばずチートだから「その強さ、神ですか？」にしようとそれが何作品も増えてしまっただけです汗 なので結論的に言うとそれぞれ別ルートです！(私こそ語彙力がなくてすみません汗) (2020年1月8日 15時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - RUGIさん» そうなんですか!!ち、ちなみに〜「その強さ、神ですか」は完結ですか？HUNTER × HUNTERに繋がったので(語尾力なくてすみません) (2020年1月6日 11時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 神羅課長さん» もちろん、完結していないので更新します！ですがいつ更新するのかはまだ決めておりません汗 (2020年1月6日 10時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - こんにちは!!!忙しいのを承知でお聞きします。まだこの作品更新しますか？？ (2020年1月6日 9時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2019年3月17日 19時
