60page 過去編 ページ12
「訓練サボるなよ。ま、お前なら進んでやる位だから大丈夫だと思うが」
『うん。有吾さんも気をつけて』
「全く、オレを誰だと思ってやがる」
『私の自慢の師匠』
「お前って奴は…」
それじゃあと、有吾は歩き出す。
全員、笑顔で見送っていた。
『有吾さん!!私、もっと強くなるからまた帰ってきてね!!いってらっしゃい!!』
「!!あぁ、行ってくる」
Aはこれまでにないくらいの笑顔で大きく手を振った。
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『新人…?』
「あぁ、お前と同い年の女の子だぞ」
新しく入って来る子が居る、そう最上が言うと、Aが孤月を振る手を止め首を傾げる。
『いつ来るの?』
「あぁ、でも入るのは来年位だぞー」
「何だ、亜蓮も知っているのか」
「俺ちょうどそこに居たんだよ」
この頃のAは6歳、亜蓮は14歳で白夜とは歳が近くこの頃から仲が良かった。
Aも亜蓮に懐いておりよく遊んだり(対戦)したりしていた。
その結果、あの様な強さになってしまったのだが。
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『シノ、訓練してるの?』
「そうだ。お前もちゃんとやれよ」
『やってるよ。だから、シノに勝つことができるんです』
「ふん、調子に乗るなよ。油断すると直ぐに抜かされるぞ」
『シノって大人気ないよね』
「お前は子供らしくなくて生意気だな」
『「……」』
無言で孤月をお互いに抜き出す。
瞬間、ぶつかり合う。
Aは大人の力には勝てずに少し吹き飛ぶが身軽な為、直ぐに体勢を元に戻す。
『かげんしろよ』
「口調が悪いぞ」
Aが孤月を忍田に向かって振り下ろす。
お互いに攻撃を繰り返し、元いた場所からいつの間にか少し離れた場所に居た。
此処は運良く、周りに建物も何も未だ建っていない為、よく全員は訓練するのに使っていたが今いるのはAと忍田だけだった。
『
「旋空弧月」
Aはそれを持ち前の瞬発力で軽々と避けた、が……
ｻﾞｼｭｯ!!!ﾊﾞｺﾝｯ!!!
2人は動きを突然止めた。
Aは先程いた場所をギギギと後ろを振り返る。
忍田も、口元を引き攣らせていた。
『「……」』
「……」
ついでに、そこにたまたま来た人物も、だ。
「お前達、来い」
『「…」』
因みにこの後だが当然、物凄く怒られた。そりゃあもう、怖かった。
忍田が斬ったもの。
それは、城戸の車であった。
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わったー(プロフ) - めっちゃくっちゃ面白いです!!続きが気になります！今後とも期待してます!! (2019年12月30日 22時) (
レス) id: d2c32b8c6a (このIDを非表示/違反報告)
雪 - やっと、続きが読めた(嬉しい)、続きを楽しみにしてます。(＾ｗ＾) (2019年10月19日 9時) (レス) id: 736aad74b7 (このIDを非表示/違反報告)
キルア(プロフ) - その強さ神ですか？の続けお願いします (2019年9月15日 23時) (レス) id: 0cd3a06e93 (このIDを非表示/違反報告)
ミナモ - できればでいいんですが辻くんと夢主をもう少し絡めて欲しいです！ これからも頑張ってください！ (2019年6月17日 20時) (レス) id: b9b7859748 (このIDを非表示/違反報告)
まな - いろんなキャラが出て来て凄く面白いです！続き楽しみに待ってます♪ 更新頑張って下さい。 (2019年6月14日 3時) (レス) id: b9b7859748 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2018年9月23日 1時
