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第11話 ページ12

「…何故お前がいる。」

『話し合いは終わったか気になったから。』

「…で、どうやって領域に入った。」

『内緒だヨ。』



指を口元にやり妖しく笑う。
左右異なる瞳を細めたその表情は綺麗で、何処かぞくりと恐ろしかった。



「相変わらず気に入らん。」

『本当はそう思っていないくせに。』

「…」



お前、結構俺の事気に入ってるだろ?
そう言ってからからと笑った。

_________






_______________


「あ、帝統!」

『無事で何より。おかえり、虎杖。』

「おう!ただいま!」



Aは口元を緩め、虎杖の両頬に手を持っていく。そして、引っ張った。



「イデデデデ!!」

『全く、何勝手に死にかけてるの。』

「わふひ、わふはっは!」



悪い、悪かったと叫ぶのでパッと両手を離す。



『俺の守備範囲にいろよ。クズ共の言う事なんざ聞くから死ぬんだよ馬鹿。』

「…もしかして怒ってる?」

『お前に対してじゃねえ。本当、どの世界にもクズはいて困るよ。』




許可さえくれれば即座に消すのに。目を細め、口端を上げる。そんな歪んだ顔をするAに虎杖があたふたと表情を伺った。




「えっと、心配させてごめん。」

『気を付けて、とは言ってもこの業界は無理か。』

「確実に無理だねぇ。」

「あ、五条先生!」

「よっ、悠仁。Aのこわ〜い説教は終わった?」

「多分?」




ちらりと見てもAは普通にしている為、終わったのだろう、そう虎杖は判断する。五条がそんな二人を見てけらけら笑う。





『この人って信頼とかはされてそうだけど、尊敬は絶対されてなさそう。』

「ねえ何で僕に対して辛辣過ぎない?そろそろ泣いちゃうよ?」

『きも。』

「ちょっと悠仁、お宅の子の躾どうなってるの。僕に凄く噛み付いてくるんだけど。」

「すみません、俺も手に負えなくて…」





『…氷河時代(アイスエイジ)。』




この後、Aは夜蛾に滅茶苦茶怒られたとさ。

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RUGI(プロフ) - エドワールドさん» コメントありがとうございます!すみません、書いていませんでした私のミスです汗 夢主は男主の設定です!これからもよろしくお願いします!! (2021年2月26日 17時) (レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 仁王彩香さん» いつも見て下さりありがとうございます!はい、掛け持ちしながら更新頑張りますね!!これからもよろしくお願いします!! (2021年2月26日 17時) (レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
エドワールド(プロフ) - RUGIさん» 性別って男ですか?それとも男口調の女の子ですか?(´・ω・) (2021年1月8日 0時) (レス) id: 2a81e718d3 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香(プロフ) - テニプリや黒バスの作品も更新頑張って下さい (2020年12月23日 14時) (レス) id: f42b11f826 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 信さん» ありがとうございます!そう言ってもらえてとても嬉しいです!こつこつですが更新していきますのでこれからもよろしくお願いします! (2020年12月6日 20時) (レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RUGI | 作成日時:2020年11月15日 14時

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