第74話 ページ26
「ハハッ！一気に賑やかになったやん。」
『まさかの貸し切り。跡部君何してくれてるの。』
「Aえらい疲れた顔してんなぁ、これからやで！」
『覆い被さるのは止めてください
「Aはもっと身長伸ばそーか。何かちっこいねん。」『殴るぞ。』
「……A、1日2本牛乳を飲むといい。伸びるぞ。」
『私身長で悩んでませんよ。』
とりあえず、重い。
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「やあ帝統さん。」
『幸村君。』
「幸村やん！どや、最近体の調子は？」
「もう大丈夫ですよ。フフ、毛利先輩、会う度に聞きますね。」
「精市の病気が完治した確率100％、大丈夫ですよ毛利先輩。」
「そら良かったわ！！」
毛利がへらりと笑えば幸村と柳も口元を緩めた。U-17の大会によって先輩後輩の関係が良いものになったのは間違いないだろう。
「それにしても毛利先輩と帝統が互いに顔見知りだったとは、データに書き加えておこう。」
「俺も驚いたよ。毛利先輩と仲良かったんだ。」
『保健室で休んでいた時に毛利先輩がスポーツドリンクをくれて、それから話すようになった。』
「「スポーツドリンク…」」
幸村達は何か思い当たる節があるのだろう。2人は毛利を見て笑った。
当の本人は頭をかきながら苦笑いをしている。
「先輩は相変わらずというか…フフ、ねえ、柳。」
「ああ、不器用な優しさですね、毛利先輩。」
「ちょ、やめんせーね！年上を揶揄うな！」
慌てる毛利に周りにいた立海のメンバーはどっと笑う。
越智も雰囲気を和らげ、何処か嬉しそうだった。
『ああ、前に
「Aまで！って、
「…ああ。」「あぁ〜、恥ずかしいわぁ…」
『悪気はなかったんです。すみません、小さな妖精さん。』
「Aちゃんのアホー！！」
『私一応、毎日あなたに勉強教えているのですが。』「それ今言わんでええ！！」
Aの言葉にどう言う事だと疑問を浮かべる者数名に越智が口を開く。
「…Aは生徒会室で毎日毛利に勉強を教えている。」
「うむ、毎日勉学に励むとは、いい心掛けだ！」
「…いいサボりスポット見つけたぜよ。」
「真田も仁王も少し黙ろうか。それにしても、いい事聞いたなぁ。」
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こころ(プロフ) - 面白くて非凡人シリーズ全部見てます。更新楽しみにしてます。 (2022年9月6日 3時) (
レス) @page27 id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2021年4月24日 14時) (レス) id: 979a4f7246 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - えっ神ですか､好きです!更新応援してます!! (2021年3月17日 19時) (レス) id: a571740452 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 面白くて何回も読み返してます！帝統ちゃんと寿三郎先輩の絡み好きです。更新頑張ってください (2021年2月6日 9時) (レス) id: 979a4f7246 (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀 - 帝統ちゃんの性格やその他もろもろ大好きです！お話しの内容も面白くて最高です！大変でしょうが、更新頑張ってください！！ (2021年1月15日 3時) (レス) id: 23f2dced37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2020年5月12日 17時
