第十五話 ページ16
「迅さーーーん!!」
「よう、駿。こいつとやったんだってな。」
「うん!!負けちゃったけど…A先輩のこと知ってるの?」
「おれの弟子ね。」
「えーー!?オレを弟子にしてくれないのに何でA先輩なの!?」
『おい、私がいつ弟子になったんだ。桐絵先輩がいい!!桐絵先輩の弟子がいい!!』
「残念ながら小南の弟子は遊真だ。」
『ぐっ…どっちも大好きだから何も言えねぇ…!!』
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「え!!國神先輩って迅さんの弟子だったんですか?」
『修、私それさっき知ったから。』
「そ、そうなんですか?」
『まあでも二年も訓練してもらったし、そうなるのかなー。』
「二年ですか!?」
もう地獄だった。何回地獄って言ったんだろう。でも地獄でした。訓練も筋トレも。
そのおかげで高校の体力テストC判定からAに上がりましたからねッ!!
『えっと、遊真の師匠が桐絵先輩だよね。くそう、羨ましい!!そんで修とチカちゃんはレイジさんと烏丸か。』
「はい、僕が烏丸先輩です。」
『ならチカちゃんはレイジさんか。大丈夫?鬼畜な訓練じゃない!?』
「はい、とても良くしてもらっているので大丈夫です。」
『レイジさんが優しい、だと…!?』
え、ちょ、私にだけか!?私にだけみんな容赦ないのか!?
だってレイジさんとやった時ぶった斬られたし、蜂の巣にもされた。
『ん?そういえば遊真達って入隊したの?』
「おととい入隊したぞ。」
『そうかおめでとーう!!』
遊真の頭を撫でまわす。
うん、ふわふわで緩んだ顔がもう可愛い!!重要だからもう一度言う。可愛い!!
『あーもうお前達三人、私の癒し。何かされたら私に言えよ。もう縋ってでもそいつらけちょんけちょんにすっからな。』
「ふむ、それは頼もしいな。」
『あァァーー!!もう可愛いいいーー!!』
その後帰って来た烏丸に引かれた。
そしてゴミを見るような目で私を見てきた。
本当は羨ましいんだろコノヤロウ。
「遊真。鬱陶しいと思ったら蹴飛ばしていいからな。」
『烏丸ァ!!』
「くにがみ先輩に撫でられるのは嫌いじゃないから大丈夫です。」
『遊真ァァァーーーー!!!』
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RUGI(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます!私の友人がまさにこれだったので参考にしました笑 (2021年2月23日 11時) (レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 私の姉も中学の入学式インフルで休んで学校行ったらグループできてたって言ってましたw (2020年3月4日 1時) (レス) id: 46d217bb62 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» ありがとうございます!!続編を少し前に解放したので是非どうぞ!! (2020年2月12日 19時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - なるほど!分かりました!無理せず更新頑張ってください! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます!!実は続編は下書き中なのでまだ公開しておりません汗 準備ができ次第させていただきますのでこれからもよろしくお願いします!! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUGI | 作成日時:2019年9月20日 23時