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「あ、Aちゃ〜ん！ちょっといい？」
『姫華先輩？』
「ねぇねぇ、テニス部マネージャーになろうよAちゃん！」
『マネージャー、ですか。』
「うんっ、姫華が景吾達に言ってあげるから！あっ、景吾はねぇ…」
まさか自分から言うとは。
なら榊先生に頼んだがどうやらその必要はないらしい。
『姫華先輩がいるのなら、よろしくお願いします。』
「うんっ！」
ちなみにその妖しい笑み、見えているよ。
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「……そいつが新しいマネージャー希望か。」
「そうなのっ、帝統Aちゃんって言うの！ねぇ景吾、いいでしょ？」
腕を絡め、上目遣いで跡部景吾を見る。
自分の腕に触れたことに一瞬顔を顰めるも、Aの方を警戒した様に見やる。
『帝統Aです。よろしくお願いします。』
「希望はいいがてめえ仕事出来んのか。」
『ドリンクや洗濯なら。後の分からない所は姫華先輩に教えてもらいながら覚えます。』
「任せてっ、どんどん聞いてねぇ〜！」
『ありがとうございます。』
そのままAを連れていき、その後ろ姿を跡部は苦虫を噛み潰したような表情で見送る。
どうする事も出来ない怒りを拳に込めた。
「跡部部長。」
「…鳳か。そういや、お前のクラスだよなあの女。」
「帝統さんは大丈夫です。」
「何故そう言いきれる？」
「それは…」
「鳳の言う通り、帝統は大丈夫だ。私が保証する。」
「監督…！」
「今のお前達には難しい事だが、帝統は信じていい。」
会話していたのは跡部と鳳の二人。
だがそこにいるのはこの二人だけではない。レギュラー全員が後ろで黙って監督である榊の話を聞いている。
「…監督の知り合いかいな。」
「その答えが妥当だな。だからこそお前達に言う。どんな事があっても彼女を信じてあげてくれ。」
「しかし…今の俺達には難しいです。」
「そうです！あの女のせいで俺達がどんな目にあっているのか！」
「…俺は、信じます。」「長太郎…」
鳳は俯きながらもそう呟いた。
「俺は、鈴白先輩が嫌いです。帝統さんと話している所を見られて、彼女が傷付けられると怖くなりました。」
「鳳…」
「目が合った時、大丈夫だと言われた様な気がしました。彼女、鈴白先輩のこと気付いているんだと思います。」
「じゃあ何で、」
レギュラー達は混乱し、無意識に彼女達が出て行った扉の方を見た。
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雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年9月15日 2時) (
レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 五条彩香さん» お久しぶりです。ありがとうございます！仕事が忙しく更新がとても遅くなってしまいますが地道に書いていきますのでよろしくお願いします。 (2021年9月4日 15時) (レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
五条彩香(プロフ) - お久しぶりです！作品見てます！この作品以外に越前兄の夢主の作品や非凡人夢主シリーズの更新も待ってます\(//∇//)\ (2021年8月9日 20時) (レス) id: 387b7f4b11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2021年5月13日 0時
