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「ブン太、雅治〜！会いたかったぁ！何でメール返してくれないのよぉ。」
「部活で忙しかったんじゃよ。」「俺も。」
素っ気ない。
本当にこの人自分への態度に気付いていないのかな。
さっきからワカメみたいな髪の毛も凄く睨んでいるけど。
銀髪と赤髪の人は目も合わせないようにしている。氷帝よりも酷いね、これは。
『跡部部長が合宿所の手配をして下さるそうなので、持ち物は必要最低限で大丈夫です。』
「！ああ、ありがとう。」
さて、あのお姫様をどうしようかな。
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「もうっ、Aちゃんも少しは空気読みなさいよ！何で姫華と雅治達の邪魔するの？」
『時間がおしてたので。邪魔するつもりはなかったんです。』
「フンっ。みんな姫華の事が好きなんだから入る隙ないからね？残念だけど諦めてよ？」
『そんな気はないので大丈夫ですよ。ほら、もうすぐ着きます。』
「…あら、ほんとだわ。周助や英二達に会える〜！」
Aは心の中で溜息を吐いた。
正直疲れた。いつもの仕事よりも疲れた。
理解し難い発言にAはどう返せばいいのか返答に困ったのだ。
調べて分かってはいたが、鈴白姫華は氷帝テニス部だけではなく他校のテニス部にも執着心がとても強い。
実際に目にするとそれはもう一目瞭然。
今まで何もしてこなかったが、今回はそうでは無いらしい。Aが必要事項を幸村や真田に伝えている時も物凄い形相で睨んでいた。
これは早い展開になりそうだ。
Aは口元を微かに緩める。
そして、またもやドアが開いた途端に資料とAを置いて走って行ってしまった。
Aが続いて降りた時、運転手がAの手のひらに何かをのせた。
「大したものではないのですがどうぞ。」
運転手はそう言って、可愛らしくラッピングをされたカラフルな飴玉を数個、手のひらに転がす。
Aは運転手を見て小さく微笑む。
『
「！…お気を付けて。」
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雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年9月15日 2時) (
レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 五条彩香さん» お久しぶりです。ありがとうございます！仕事が忙しく更新がとても遅くなってしまいますが地道に書いていきますのでよろしくお願いします。 (2021年9月4日 15時) (レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
五条彩香(プロフ) - お久しぶりです！作品見てます！この作品以外に越前兄の夢主の作品や非凡人夢主シリーズの更新も待ってます\(//∇//)\ (2021年8月9日 20時) (レス) id: 387b7f4b11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2021年5月13日 0時
