6年生は7人で女子が1人いるようで 3 【忍たま】

彼女と園田村防衛の段 4 ページ27

鉄砲隊の指揮官と隊長がここまで逃げてきて、砲弾が止められていたことにようやく気づいたみたい









指揮官「おい、忍び組頭ー！逆茂木に火をかけてくれー！」









え、何この指揮官 雑渡さんに命令する気？
私、忍術学園の生徒だけど、タソガレドキの服着てる間は猫宮で雑渡さんの部下だからね、喧嘩売ってんの？









雑渡「やだ」









指揮官達が坂転がり落ちてった(爆笑)









雑渡「タソガレドキ忍軍はこの戦には関わらん」









鉄砲隊長「なんだと！裏切る気か！」









僕の前で雑渡さんに文句言うなんて死にたいのかな？









『黙れよ、組頭の意見は覆さない。それ以上 組頭を侮辱するならこのまま首を掻っ切るぞ』








一瞬で移動し首元に苦無を構えて脅すと









鉄砲隊長「お、お前は誰だ！」








『僕はタソガレドキ軍 忍び組頭 雑渡昆奈門の個人的な部下 猫宮だ、聞いた事あるだろ』









鉄砲隊長「忍び組頭と逆の包帯まさか！あの、猫宮か！」









『そうだよ、で？どうすんの？』








あの、って言うのは一回雑渡さんを侮辱した相手を半殺しにしたときの事









指揮官「じゃあ、しょうがない足軽に頼もー」









そう言って走り去って行った









雑渡「やめといた方がいいと思うがな、そうでしょ先生方」








雑渡「戻っておいで、リナちゃん」









ゆっくりと雑渡さんの元へと戻る








『(やっぱり、先生達いたか…)』









雑渡「殺さなくて偉い偉い。もう戻るのかい？」









尊奈門「やっぱり、若かっこいいです！」









『念の為石火矢を壊してから戻ります。よろしいですか？ それと、ありがとう尊奈門』









雑渡「うん、いいよ。でもそこにいる先生方に説明してからね。後、これ必要になるかもしれないから渡しておくね」









そう言って小袖を手渡してきた

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