第5話 pink ページ6
「師匠、おはようでござる」
『おはよう万斉』
『春雨からの使者が来たそれと会合の場所まで共に乗せていけ』
「流石は師匠でござる。晋助にはそう言ってあるでござる」
『それくらい分かるよ、っと万斉船に乗る前に』
「色でござるな?とって良いでござるが、」グイッ
突然万斉に腕を引かれて道端から、路地に道をはずれた
『ちょっ、万斉急に何?』
「色は拙者から、送るでござるよ」チュッ
『ん』
2人は唇を合わせたまま暫く動かなかった
『ば、んさ長んんッ』
瞬間、待っていたとでも言うように万斉がニヤリと笑い舌をねじ込んできた
『あっ、ふぁっ、ばんさ、、、やめ、、、』
どれくらいそうしていたか分からないほんの数秒かもしれないが、ミヤには何分もそうしていたように感じる
「ミヤ、大丈夫でござるか?」
『ハァハァ、万斉の、、バカ、』
「久々だったので張り切ってしまったでござる」
『張り切らなくていいの!色くれたのはいいけど・・・』
「それじゃあ行くでござるよ、師匠拙者何があっても師匠の味方で、裏切ったりなどしないでござるよ、」
『そんなの分かってるよバーーカ』プイッ
「(師匠は可愛いでござるな)」
こうして裏切られた少女は裏切ったものに会いにいく。それが吉と出るか凶と出るか、鬼が出るか蛇が出るか。会ってみなければ分からない。だが確実に運命の歯車が動き出した
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作者名:三日月狐 | 作成日時:2018年9月16日 23時