第31話 ページ36
「お嬢、帰るのはいいけど壊れる前に連絡するんだよぉ」
「師匠の為なら晋助も許してくれるでござる」
『ありがとう、ちゃんと連絡するから又ね』ﾋﾗﾋﾗ
「・・・師匠は嘘つきでござるな、本音を隠してるでござる。拙者としてはその本音口に出してほしいでござる」
「お嬢は、負の感情しかもって無いんだいつも��ありがとう��や��ごめん、悪い��そう言うのは相手の機嫌を損ねないようにしてるためで自分が傷つかないように予防線を張ってるから」
「お嬢は良く頑張ってるよぉ、でも弟子の立場としてはぁ、まだまだ足りないねぇ」
「そうでござるな、もっと幸せになって欲しいでござる。師匠には幸せが足りてないでござる」
「お嬢に着いていく身だお嬢為ならなんだってするさぁ、お嬢の幸せ探しの旅最後まで付き添うのが弟子の役目だろぉ？」
「フッ、そうでござるな」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『深影、準備出来た？』
「はい、小型船の準備も出来ました、行きましょう」
『深影と陸奥会うの久しぶりになるからさ、暫く快援隊にいようと思うんだ』
「！そんな私の為にリナ様の居場所を決めるなど」
『私も快援隊に行くのは久々だからいいの、それに深影が陸奥に会えないのは私がお前を春雨に入れたからでもある。気にしないでいい』
「ありがとうございます」
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作者名：三日月狐 | 作成日時：2018年9月16日 23時
