第17話 ページ18
『疲れた』
「よく似合ってるわ、髪の毛もバッチリだし」
『日輪が自分で自分を褒めた、』
「日輪そろそろ」
「そうね、リナ喧嘩したら遠慮なく此処に居ていいからね」
『ありがと、安心して黙ってた事言える』
「沙奈、昼空を部屋まで」
「わかりました」
『じゃあ行ってくるね、』パタン
「日輪、どうするのじゃ」
「大丈夫って願いましょ、それにしてもただ説明するだけなんて」
「そうじゃな、てっきり意中の男を抱くのかと」
「そうねぇ、張り切ってあの服出したけど、逆に勘違いされないかしら」
「それこそ大丈夫と願うしかないじゃろ」
「何かあれば此処に居させるそうじゃろ？日輪」
「えぇそうよ、昼空・・・リナにこれ以上苦しみはいらないは」
「苦しむなら此処に、吉原に居ればいい、前と同じようにして過ごせばよい日輪も分かっているじゃろ」
「分かってるわ、私たちはリナの姉のようなものだからね、」
「リナがわっちらを姉と呼ぶ限りは、少なくともわっちらの妹である事に変わりはないじゃろ」
「そうね、リナが姉と呼んだときは私たちも可愛い可愛い妹のために動きましょうか」
「苦しみを少しでも取り除いてやるのが姉であるわっちらの仕事じゃろ」
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作者名：三日月狐 | 作成日時：2018年9月16日 23時
