第10話 ページ11
「うるせぇ、」
「うるさくないでござるよ、晋助が酷いだけでござる」
「好きな女守るのに、なりふり構ってられるかよ」
『ん、ふたりとも煩い』
「すまないでござる、もう一度寝るでござるか?」
『いい、起きる、何話してたの?』
「おい、万斉」
「分かったでござるよ」
『??』
「リナ、鬼兵隊に入らないでござるか?」
『鬼兵隊に?』
「そうでござる、リナの為に新しく零番隊も作るでござる。入ってくれないでござるか?」
『万斉、私が忙しいの知ってるでしょ』
『だからm「失礼するよ」・・・遮られた』シュン
「おや、お客さんかい? …この匂いは…」
「あぁそうだ、リナを鬼兵隊に入れようとしててな
リナは嫌みてぇだが、それで?要件はなんだ?」
「やっぱりリナかい、アンタはリナに鬼兵隊に入って欲しいんだろ?なら俺が言うのが1番だねぇ」
「お前、リナのこと知ってるのか」
「知っているさ、ねぇお嬢」
『!!似蔵』パアッ
「久しいねぇお嬢、鬼兵隊に入らないのかい?」
「俺は、お嬢に鬼兵隊、入って欲しいけどねぇ」
『・・・入る、似蔵が言うなら入る』
「本当かい?」
『うん、』
「それはぁ嬉しいねぇ」
「肩書きがまた多くなるねぇ、大丈夫かい?」
『新撰組と春雨それに鬼兵隊、肩書きが多いと異名も増えるし気がついたら恨まれてるし、偽物出てくるし疲れる』
「お嬢、何言ってるんだい?」
「肩書きや異名ならまだ他にもあるだろう、攘夷戦争と江戸それから吉原での異名がねぇ」
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作者名:三日月狐 | 作成日時:2018年9月16日 23時