番外編 HappyHalloween ページ49
『銀時と小太郎のお菓子はさっき受け取った。家のお菓子も次の行き先に送ったから大丈夫。』
『さーて、お仕事しますか!』
ハロウィンは楽しいだけじゃない。あの世から先祖の霊が帰ってくる日でもあると言われている。
「お嬢、大量に来たよぉ」
悪い霊だって戻ってくる。魂を送る四季鬼族はこの世に害をなす霊などもあの世に送る義務がある。
「師匠、誘い込んだでござるよ」
だから、ハロウィンは楽しいだけじゃない
『万斉、虜にして』
「分かったでござる」
『似蔵、断ち切って』
「分かったよぉ」
「「師匠/お嬢送ってくれ/よぉ」」
『分かってる』
「ふむ、今ので200は片付いたでござるな」
「お嬢、また集まって来たよぉ」
『ふふ、まだまだ夜は長い張り切って行くよ』
「分かってるよ、張り切りすぎでバテたりしないでくれよぉ」
『大丈夫』
「カバーはするから大丈夫でござるよ」
『ありがとう』
「フォローもするから安心しなぁ、お嬢」
「そうでござるよ」
『ふふ、せっかくだ楽しんでいこう』
日付が変わるまで永遠と続く仕事。この日江戸の街には楽しそうな男女の笑い声と走る音などが響いていたとか。そしてそれが誰の笑い声で走る音が何を意味しているのか、分かっていて寝ずに仕事が終わるまで起きている者が地上に2人宇宙に2人いた。
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作者名:三日月狐 | 作成日時:2018年9月16日 23時