ラギーの妹はスカラビア寮長に仕えてる

ジャック君 ページ7

『あれ、君たしか同じサバナクロー寮だよね？』













教室に入り席に着き横を見ると昨日の式でも隣にいた狼の獣人君がいた













｢あぁ、そう言うあんたは初の女子生徒だよな。｣












『そうだよ、私はリナ。これからよろしく。ところで君は狼の獣人だよね？狼は初めて見るけど凄くかっこいいや』












｢なっ！、俺はジャック・ハウル。まぁ、よろしく｣













群れるつもりはない。と言いつつも話しかけたら答えてくれるし、狼の事を聞いたら嬉しそうに答えてくれる。うん、仲良くやれそうだ














『ジャック君、錬金術の教室早く行こ』













一時間目の魔法史の授業が終わり次は錬金術なので移動しているが、ジャック君中々に優秀。女子生徒だ！とこっちを見る興味の視線が私の隣にいるジャック君を見た瞬間に消えて凄く助かる。












ジャック｢平気か？｣












『うん、まぁ、視線が煩いけどジャック君がいてくれるおかげでかなり楽だし、ありがとう｣












ジャック｢別に、お前が平気ならいいけど…なんかあったら言えよ｣














ジャック君のさりげない優しさ。ここが男子校じゃなかったら絶対モテてるよ君、うん。と、考え事をしていたら錬金術の教室に着いた












ｸﾙｰｳｪﾙ｢躾の時間だ子犬ども｣












錬金術の先生であるクルーウェル先生。私の好きなタイプの先生だ。指示に従っていれば怒られないし、上手くいけば褒めてくれるくれるし、質問には納得がいくまで答えてくれる。うん、クルーウェル先生好き。仲良くやれそうだ












……

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