ラギーの妹はスカラビア寮長に仕えてる

勉強会。だったはず… ページ37

『で、ここでさっきの｢公式を使うんだな！｣正解。飲み込みが早いね、』













図書館には殆ど人がおらず、誰にも視線を向けられることなく勉強をすることができた















｢リナの教え方が上手いんだよ！｣














セベク｢人間の割には教えるのが上手だが、若様の方が優れている！！｣













勉強を教えて欲しいと言ってきたとき、近くにセベクもいたので巻き込んだ。なんでセベクと仲良いのかって？従者をしてるって共通の話題から仲良くなったからだよ












セベク｢おい！聞いているのか！！『聞こえてる。後ここ図書館だから静かに。』ならば最初から返事をしろ｣











話を遮って注意すれば声量を下げるセベク。素直でよろしい












『私獣人だよ？セベクの声量は耳が痛くなるから気をつけて欲しい…あと、私人間じゃない。獣人。だから人間って呼ぶのやめて』













セベク｢そうだな。では名前で呼んでもいいか？｣













『いいよ。私もセベクって呼んでるし…なんならあだ名でも付けてよんであげよーか？』












セベク｢あだ名か…おかしなものでないならな｣













てっきり断られると思ってたからこの反応には驚いた。けどそれだけセベクが私に気を許してくれてるって思うと嬉しくなった










……

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