ラギーの妹はスカラビア寮長に仕えてる

カリム…ジャミルお疲れ ページ14

『…疲れた』












学校に戻り、学園長に戻ってきた事と明日の放課後もまた夕焼けの草原に行く事などを報告し、寮に帰ろうと鏡舎を目指して歩いていると













｢いた！リナー！！｣












私の名前を呼びながら後ろから物凄い勢いで走ってきている人物。そのままスピードを緩めずに突進してこようとするのでぶつかる直前、後ろを向いてその人物の脇に両手を入れて持ち上げた













『カリム。廊下は走っちゃダメ。それにジャミルも付けずに一人でなにしてるの？』













カリム｢ごめんリナ、俺が悪かったから下ろして！｣












｢リナ！カリムを見なかったか？またいなくなった｣













と、ジャミルが走ってきたのでカリム捕まえたよー、と声をかけると走る速度は落ちたもののため息をつきながら近づいできた













ジャミル｢カリム！どこか行くなら俺に一言声掛けてからにしろっていつも言ってるだろ。リナに迷惑かけるな｣













『いやいや、私は迷惑かけられたと思ってないし寧ろこれが私の仕事だもん。こっちこそ迷惑かけてごめんねジャミル』












ジャミルと私でお互いに謝っているとカリムが暴れだした












カリム｢リナ〜早く下ろしてくれよー｣












『あぁごめんカリム忘れてた。いま下ろ｢いや、いい。悪いがそのまま寮まで運んでくれ。またどこか行かれると困るからな、｣オーケー、ジャミルの仰せのままに』












一度カリムを下ろしお腹に腕を回して脇の下でで抱えるようにし(荷物もち)ジャミルと話しながらスカラビア寮を目指した













……

カリムの仰せのままに→←チェカ君可愛い……

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す