９４話 ページ16
窃野 「ある者は社会に適応できず捨てられた。ある者は恋人に裏切られ、多額の借金を背負った。し ぬことすら許されず泥水を啜る日々」
宝生 「ある者は金の亡者に道具として利用され、生成した宝石が金にならない贋物だと分かると･･･要らぬ人間だと徹底的に打ちのめされた。」
窃野 「後先なんか知ったこっちゃない！価値を与えてくれた男のため。邪魔者はし す」
天喰 「使い捨てされることが本望なのか！？」
宝生 「ヒーローには理解出来んさ！さぁし ね！先程のようにはいかんぞ！」
すると、窃野の目に結晶が当たった
宝生 「まさか･･･俺の結晶を！」
天喰 「そう言うことだ！お互いを信頼したいい連携だったよ！稀風さん！俺達も！」
稀風 「はい！」
多部 「喰う！喰う！」
天喰 「お前たちの境遇も怒りや哀しみも俺には分からないが･･･」
稀風 「その固い絆は私たちにも分かる！」
稀風と天喰は同時に技を出した
天喰 「ただ利用し合うただの仲じゃない。「友だち」は喰えないよな」
稀風 「倒せた･･･」
天喰「稀風さん腕大丈夫？」
稀風 「左手を打撲したぐらいで済みました。」
天喰 「すまない。庇えなかった」
稀風 「謝らないでください。私だってあまり庇うことができなくてすみません」
天喰「俺は大丈夫だから。次行こうか」
稀風 「はい」
2人はみんなの元へ向かった
治崎 「全て無駄だ！！」
緑谷 「っ･･･！」
治崎は再び攻撃を仕掛けてきた
稀風 「出久くん大丈夫！？」
緑谷 「き･･･スノーウィンディ！」
稀風は個性で出久を守った
治崎 「こんな奴らに俺の計画を台無しにさせてたまるか！なぁ、音本･･･！嫌だよなぁ･･･！俺がこんな所で終わるのは！
ルミリオンお前は確かに俺より強かった。だが、やはり全て無に帰した」
緑谷 「･･･！」
治崎 「さぁ、壊理を返してもらおうか」
緑谷 「スノーウィンディ、ナイトアイの所行ける？僕は上から攻撃する！」
稀風 「分かった！」
稀風はナイトアイの元に向かった
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作者名：華 | 作成日時：2021年4月3日 0時
