９３話 ページ15
稀風 「環先輩！」
稀風は雪の個性でヴィランに攻撃した
稀風 「2対1ズルくない？環先輩だけじゃなくて、私にも攻撃してきたらどう？」
宝生 「はっ、言ってくれるな。女に舐められるとはな。こっちにもプライドってもんがあるんだぜ？」
稀風 「！」
宝生「これでもくらえ！」
宝生は思いっきり殴りを入れてきた
稀風 「(何とか･･･腕で守ったけど･･･。)っ！」
天喰 「稀風さん！」
稀風 「(約束したんだ！鋭児郎くんと。必ず会うと･･･！！)ここで倒れる訳には行かない！私は、スノーウィンディなんだから！！」
突風を出して宝生と距離をとった
天喰は再び攻撃しようとタコを出した
窃野 「多部ぇ、起きろ！飯だ！！」
もう1人いたヴィランが飯に反応し天喰のタコに食らいついた
多部 「タコ、うまっ」
稀風 「環先輩のタコが･･･！」
窃野 「ハハハ！どんなものでも喰らう歯とアゴ！そして喰ったそばから消化しちまう胃袋だ！まさか、でっけぇタコ足をぶん回して完封とか考えてたか！？」
天喰 「！」
稀風 「(環先輩を守るために･･･！)」
天喰 「(完璧に入ったと思ったがかろうじで反応したか･･･！しかし薄壁では俺の結晶は防げまい。)」
多部 「うまっ、うまっ」
天喰 「(マダコの唾液に含まれる神経毒！腕に再現！喰らえ。喰らえばお前は、すぐに動けなくなる！)」
窃野 「デカすぎて盗れなかったが、ここまで小さくなりゃ別だ」
稀風 「(流れるような連携･･･)」
窃野 「俺たちはゴミだが、ゴミなりに固い絆で結ばれているのさ。」
稀風は咄嗟に天喰の前に立った
稀風 「貴方たちは逮捕される。私たちに勝っても先はない！」
窃野 「それがどうした？」
稀風 「え？」
するとヴィランは過去の話をした
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作者名：華 | 作成日時：2021年4月3日 0時
