靴の中に大量のエビが入ってた件。

嫌がらせ6（天月視点） ページ6

天「はぁ〜…朝から疲れたよ〜」


そしてこの後もうるさい人に会うから、気が重い。



天「まさかワックスに醤油が垂らしてあるなんて…Aがやったのかなぁ……いや！あんなに可愛いAがそんなことする訳ない！」









あれ、携帯忘れた。


天「…朝から嫌なことばっかりだ…」




ガチャ





天「ごめん携帯忘れた！」

「はは…はい、携帯！頑張って！じゃな！」

天「う、うん？じゃあね！」









バタン



「っあっぶねぇ……」









天「…………何が危なかったの？」


ドアを閉める直前で聞こえたAの声。



バレたらいけないことでもしてたの？









，




天「………浮気？」








いや、そんな訳ない。

だって……だって……Aが浮気なんて…







天「………あーもう！！相談しよう！」









打ち合わせを一緒にする彼女に聞いてみよう。









天「彼女…浮気…疑惑…」






はっ、ヤバイヤバイ。



電車内でもずっとこんなことばっかり検索してる。









天「Aを疑ってる訳じゃ、ないんだけどな…」



だけどモヤモヤする。









違う、このモヤモヤは疑ってるんじゃなくて、浮気させるような自分自身にイラついてるんだ。








天「……クッソ…」



でもねA。僕がAを大好きだってことには変わりないからね…？

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