【歌/い/手】ぶりっ子の正体は......？2

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『......んぁ......？(ﾊﾟﾁｯ』



ここは、病院かな？点滴とか着いてるしあれ、髪も元のショートの黒髪になってる。
お医者さんか看護師さんがカツラに気付いてとっちゃったのか。



ま「んぅ......あ、神影さん！えっと、えっとナースコール！」




まふまふさん？寝てたのかな、隣にそらるさんもいる。そらるさんはまふまふさんが起こしてるけど、ぐっすり...。



ま「そらるさん！神影が！」





そ「何まふ、うるさ....い。神影さん！」





『えっと...おはようございます？こんにちは？こんばんは？』




意識を失くしていたお陰で時間の感覚が掴めていない。今が夜なのか、昼なのかはたまた朝なのか。
返す言葉が分からないので、語尾にはてながつく。



看護師「あら、神影さん起きたんですね。今担当医者を呼びますので少々お待ち下さい。」



今の看護師さん凄い綺麗な方だったな。って、そんな事じゃないや。



『あ、あの...私何日位意識失くしていましたか？』




ま「三十日なので、一ヶ月間です。今そらるさんが皆に連絡をしています。本当にごめんなさい......ｸﾞｽｯ。」





『あ、頭をあげてください。私は何も気にしていないですし、あのまふまふさんに頭を下げさせている方が悪いので...。』



それに、私一ヶ月間意識を失くしていたのか、長かったな。結構暗闇のなか私走ってたんだ。
そっか、一ヶ月......え？




『一ヶ月！？そんなに私意識無かったんですか？』





ま「は、はい。一ヶ月間皆でルーティンしてこの病室に来ていました。さかたんとくろちゃんは来る度に泣いてたらしい。」




まずい。カゲルの仕事は何も受け入れて無かったから大丈夫だけど、ライは約一ヶ月間何もしていない。歌ってみたもTwitterも。




『そうなんですか...、まふまふさん。私シェアハウスにスマホを持っていってるのでスマホが手持ちにあったと思うんですが。』





ま「それなら、うらたさんが持ってくれています。多分今持ってきてくれています。あと、本当に今まで酷い態度取ってごめなさい。」





なんか、こっちが申し訳なってくるので辞めてください。うらたさんが持ってるなら勝手に覗かれても問題ないかな。ライだって事は知ってるし。




『ですから、頭をあげてください。酷い態度なんて思ったこと無いので。』



ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ





坂「神影さん！」






坂田さん、というかビックリします。だって、後ろにも沢山人いるんですよ。

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