【歌/い/手】ぶりっ子の正体は......？

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『あのぉ〜、私ってぇどこに座れば良いですかぁ？』



ま「あ、えっと〜、神影さんは......。(ﾁﾗﾁﾗ」


凄い目で会話してらっしゃる。多分隣に座ってほしくないんだろうな......。
もう、一人で食べたいよ。


七「あれ？皆さんまだ食べてなかったんですか？桃ちゃん、隣でたべよっ！」


嫌だよ！って言いたいけどね...。目の圧力が凄い。



『うん！七久保さんのぉ、席ってどこぉ？』



七「ここだよ！隣はそらるさんで、前がセンラさんだよ。」


あんまり関係ないんですよね。隣にこいつがいる限り。



『そうなんだぁ〜。さっそく座ろう、七久保さん！』



七「もちろん！料理は結構頑張ったからいっぱい食べてくれるとうれしいな！(ﾆｯｺﾘ」


無理だよ、只でさえ久しぶりにこんな料理食べる機会だから吐き気が込み上げてきそうなのに......。
拒食してるのかな？治さないと。


そ「揃ったな。じゃあ、いただきます。」


「「いただきます！」」


あ、全員で揃えて言うんだ…、今度から小さな声で私も言おうかな？


く「んー！美味しいぞ、さすがなーちゃん。女子力の塊！」



セ「いつも凝ってて飽きないなぁ。」



天「今度僕に料理教えて!美味しい料理皆に食べてもらいたいし......。」



『ありがとうございます！天月さんでは、来週の日曜日にどうですか？』



天「いいね！何作りたいか考えておく！」


うん。これだけ見たら凄い平和で微笑ましい会話だよね。現在進行形でわたしの足が踏まれていることを除けば......。

めちゃくちゃ踏まれてる。これを誰にも見つからないようにしているのが凄い。



『んぐ......。ゲホケホケホケホ。』


何これ不味い......。でも周りは美味しいって食べてるってことは私のだけ何かいれた？

被害妄想のしすぎかな？



志「汚い......(ボソ)。」


ﾋﾞｸ
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。



七「だ、大丈夫！？お水、お水。」

ｸﾞﾋﾞ


『んー、......』


く、苦しい。もう少し気を使ってくれませんか......。



七「おい、黙って食べてないとあの事ばらすよ。(ﾎﾞｿｯ」


やっぱり何かしたんだ。この不味さを完食は結構辛い。頑張ろ......。









「「「ごちそうさまでした。」」」


は、吐き気が凄い。早く部屋戻ろう......。


く「あ、神影ちゃん。お風呂は好きなときに入りな。」



『ありがとぉ。』


助かった......。徹夜しないといけないからなぁ。

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