【歌/い/手】ぶりっ子の正体は......？

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ヤバイヤバイ。早くウィッグ被らないと！


ｺﾝｺﾝ


う「おい、ご飯出来たから降りてこい。」


ｶﾞﾁｬ


『ありがとうございますぅ〜。うらたさん一緒にぃ行きましょ〜？』



う「俺は少し自分の部屋に用事あるから先行ってろ。」


凄い避けられてる気がする。いやもう嫌われてるのかな？そうだよね。



『わかりましたぁ。残念だなぁ〜？』


自分でもぶりっ子の真似は上手いと思いたい。人生のほとんどをこのキャラで過ごしてるんだから。



『うらたさん〜自分の部屋に用事がぁあるらしいなのでぇ〜一人で降りて来ましたぁ。』




志「そ、そうなんや。うらたさんまだかなぁ〜
(ｱｾｱｾ。」


志麻さん凄い焦ってるのばれてます。嫌いなら突き放してもらった方が楽なのに......。



七「あ、桃ちゃーん！料理並べるの手伝ってくれないかな？色々説明したいし......だめ？(ｺﾃ。」



『あ、大丈夫だよぉ？じゃあ七久保さん行こうかぁ。』


なに言われるんだろう。


七「まず、私のことは七久保さんって呼んで。後、この家の家事はやらないで。」



『え......。料理当番は交代だからやらないといけないよ？』



七「は？何いってんの。私に押し付ければ良いんだよ、お前は仕事をサボる最低なやつでいいの。それにあんたの次は96猫でしょ？」



『う、うん。』



七「96猫の料理は不味いっていって食べるな。理由を聞かれたら女の作ったものだからって言え。家事も任されてもやるな。」


さすがにやりすぎだと思うけど逆らえない......。

弱いなぁ、私。


『分かった。七久保さんは皆の人気者だもんね......。』



七「ようやく分かったのwwあ、それ運んでおいて。」


ｺｸ


誰が誰の食器なんか教えてくれない。今日あいつが並べたやつを覚えろって意味なんだよね。

記憶力いいで、得したことって勉強の暗記だけだよ。
でも、私は中卒であいつは大学まで行ったって聞いた。

差が凄いんだよね。



『もって来ましたぁ。七久保さんがぁ、皆さん先に食べてどうぞぉって言ってましたぁ。』


言ってないけど、あいつの好感度だけあげよ
う。


坂「うわぁぁぁぁ！美味しそうな料理やなぁ、うらたさん！」



う「そうだな。流石なーちゃんだよ、家事もここで一番出来て凄い役に立ってくれる。」


へぇー。あいつも意外と頑張ってたんじゃん。こんなことしなくても、良い気がする。



ま「さっそく食べましょうよ！ほら皆座って！」


あれ？私ってどこ？

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