【歌/い/手】ぶりっ子の正体は......？

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〜二十分後〜


あのうらたさんの発言からビックリして坂田さんは二十分間ずっと脱け殻みたいになってました。流石に私でもそんなにオーバーリアクションするんですか、と思いました。


坂「で、結局神影さんはぶりっ子なん？本人に聞くのも可笑しいと思うけど。あ、あと普通に喋ってや！そっちの方が絶対いい！」



『可笑しいと分かってるなら聞かない方がいいと思いますけど？あと、普通に喋ってるのを知られたら誰にでもこういう態度で接します。私も大変なんですよ、あの喋り方は。』




坂「えー教えてや、めっちゃ気になる...。」



自分でぶりっ子じゃないって言うのもキツいんだよね。なんか、自画自賛してるみたいだし、自己評価高そうなイメージが....。



『ぶりっ子じゃないかなんて本人が決めることではないと思うんです。人の価値観によって変わってくるので......。』



う「俺はそのキャラが本当ならぶりっ子ではないと思う。」



坂「僕も同じ意見や、この態度がぶりっ子やったら世の中の人ほとんどがなってしまう。」




『それは言い過ぎな気もしますが、貴方達がそう思うのならその認識でいいと思いますよ別に....。後作っているのはどちらかと言えばあっちのキャラの方なんで。』



あのキャラはめちゃくちゃ勉強したからね。どうやって勉強したかは秘密です。家業秘密です、しかも歌い手の活動にも役立ってる......し？多分。



坂「ありがとな、ちょっとすっきりしたわ！でも、なーちゃんを傷付けたのはいくらそのキャラでも許せんなぁ〜？」



あ、やっぱりですよね。忘れてそうな方だなと思っていましたが覚えていました。なんか、本当にやったみたいな台詞だけども。



う「坂田、本当にこんな子がやったと思ってんのか？」



坂「いやな？流石に最初神影さんの本当の姿を見て嘘やろ......って思ったけど、ぶりっ子の真似しててもやったのは結局同じ人やん。」



結構考えてる人なんだな。アホって言われてるのに......。



『坂田さんが私がやったと思うならそう思って下さっても構いません。今の状態で七久保さんを信用しないほうが少ないですから。』



う「とは言いつつ俺は少数派だけどな。」




坂「うらさんは神影さんを信じるん？」




う「そりゃ前日の夜に押し付けた人に謝りながら人の知らないところで恩返しするような人だからな。」



坂「僕はまだ味方とか言えんけど、神影さんもいい人ってことは覚えとくわ。」

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