【歌/い/手】能力学校のグループ制度

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ｺﾝｺﾝｺﾝ



佳「Dクラスです。Sクラスへの挑戦の紙を持ってきました。」



そ「入りなさい。」


ｶﾞﾁｬ



なんか、人がめちゃくちゃいらしゃるんですが！パッと見十人位いる。これだけいると、能力読みがいる可能性があるから【暗闇】を皆に発動させておこう。
本当の能力をここで読まれたら意味がない。



佳「Sクラスへの挑戦をします。グループ全員の名前と能力はここに書いておきました。」




坂「あ！この人達朝の僕らのこと知らない人達や！Sクラスに挑戦するん？」



陽「えっと誰？僕ここにいる人達の名前全員知らないんだ〜！」



......。陽文、本人のいる前で誰は失礼過ぎませんか。と言ってもコイツらには通じないのは知ってるよ。知りたくもないよ。



坂「僕の名前は坂田優や！気軽に坂田とかさかたんでいいよ。宜しくな！」




陽「宜しくね〜、坂田！」



なんか、この二人似てる。犬みたいな感じで凄く明るいしフレンドリーなんだよね。



ま「本当にSクラスに挑戦するんですか？貴方達Dクラスですよね、それに能力も一人遠視。僕達は全員二種の能力持ちですけど。」




悠「だから何ですか？僕達にだって勝てる勝算はあるのでわざわざ挑発しないで貰いたい。」



遠視で悪かったな！本当は創造ですけど、弱く見せるには遠視が一番都合が良かったんですよ。それに、遠視も使いこなせば遠くの敵を見つけて倒すことが出来るんですよ！

やったことないですけど。



歌「でも、君たちって本当に不思議だよね。リーダーの柚橋Aさんは能力じゃ学校で最下位だけど、学力テストをさせると抜き打ち関係無く学校トップ。」



だって、昔から本を読むのは大好きだったんだもん。一人っ子で遊ぼうと思っても本を読む位しか思い付かなかったから。
能力の勉強も本で全て学んだから授業暇だし。



天「水の夜野悠斗さんは徒競走とバスケをさせると学校トップ。火の茂陰佳月さんは徒競走とサッカーをさせると学校トップ。」



セ「光の吉岡陽文さんは徒競走と卓球をさせると学校トップ。草花の若葉優穂さんは徒競走とバトミントンをさせると学校トップやからね。」



生徒会の人怖。何で私達の情報そんなに知ってるんですか。能力はDクラスにいるから下に見られるけど私は学力は一位取ってるし、四人は陸上とそれぞれの競技でトップを独占している。

端から見たらおかしいか。


因みに私は学力一位取ってるけど運動は苦手だよ。
悪かったな！

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