セコムな先輩 ページ14
トントンside
心臓が止まったかと思った。
急いで飛んできたら倒れてるもんだから。
嘘やろ、あかん、と思った。
冷や汗が流れた感覚が未だに鮮明に残っとる。
結果体調不良で倒れていただけだった。
良くないけど良かった。
流石に部屋に上がる訳にも行かないし、そもそも場所も分からないからリビングのソファに運んだは良いものの…
tn「〜っ…」
これは目に毒だ。
相手は病人やし、こんなこと考えたらあかんのも分かっとるけど…！
はだけた服、赤い顔、荒い息、火照った体…
目に映る全てが俺の本能をどうにかしてしまいそうだ。
あかん、あかん…！！！
と、とりあえず…
氷枕と、冷えピタと…お粥とか作った方がええんかな…
早く少しでも楽にさせてやるために、氷枕を手早く用意し、冷えピタを持ってAのもとへ向かった。
tn「ちょ、ちょっとごめんな…」
冷えピタを貼るために退かした前髪は額に張り付いていた。
そういえば体を持ち上げた時も汗かいとったな…
タオル持ってきとくか。
…それが数分前の記憶。
持ってきたはええけど…
tn「流石に拭けへん…」
額や腕など、見えるところの一部はやったが…
流石に常識も理性もある。
tn「でもこのままやったら気持ち悪いよな…」
唸って悩んでいると声が聞こえた。
「んん…先輩、？」
tn「A、大丈夫か、？」
「冷えピタ、あ、氷枕も…すみません。ありがとうございます。」
tn「ええんやで。俺の方こそすまん。勝手に来てもうたし。テーブルの上の手紙も見てもうた。」
「いえ、そんな…けほっ、来てくれて安心しました。」
…
あかん、今のはあかん。
顔赤いんやから、笑わんといてくれ。()
俺の俺が持たへんって…
tn「…あ、お粥！お粥作ったで…！食べれそう？」
「あ、お腹空きました。」
tn「そか、じゃああっためて持ってくるから、ちょっと待っとき。…あ、その間、汗、拭いときや。」
「あ、はい、ありがとうございます。」
よし、何とか切り抜けたで俺、偉い。
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ウーロン茶 - わぁぁぁぁぁぁ!!!!尊いんですけど!なにこれ!神ですね!!!!更新頑張って下さい！楽しみにしてます (2022年5月12日 22時) (
レス) @page18 id: 53c9ac86ef (このIDを非表示/違反報告)
あいくん(プロフ) - この作品が大好きです！トントンさんが可愛いしかっこいいしでとにかく尊いです！更新待ってます！！ (2022年5月8日 0時) (レス) id: 5de3f72461 (このIDを非表示/違反報告)
つづり(プロフ) - 霊蘭・輪廻さん» 本当に嬉しすぎます…更新亀並ですがこれからも頑張ります！！尊いの高み目指していきます（） (2022年1月29日 17時) (レス) id: 5db8c3c829 (このIDを非表示/違反報告)
霊蘭・輪廻(プロフ) - あら尊い（）すこすこのすこ。ほんとに尊い作品すぎる、、神作!!!つづりさま神。これからも頑張ってくださーい！！ (2022年1月26日 23時) (レス) @page17 id: e840a91ac2 (このIDを非表示/違反報告)
つづり(プロフ) - siguさん» コメントありがとうございます！！とても頑張れます(；▽；)これからも私の思うかっこいいを詰め込んでいきます( ･´ｰ･｀) (2022年1月17日 16時) (レス) id: 5db8c3c829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つづり | 作成日時：2022年1月5日 20時
