相反恋愛 Ⅲ【ドラコ・マルフォイ】 (ページ25)

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Story 117 ページ25

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次の日、私たちは夜の騎士(ナイト)バスに乗ってホグワーツに帰った。

『はぁ…やっと帰ってきた』

明日からはDAの練習も再開しなきゃなんないし、勉強も遅れてる。

今まで何してたかの言い訳はどうしよう？

いや、それはその時考えよう。

兎に角今日は寝よう。

明日は普通に授業だから＿＿

＊＊＊

次の日の午前中、二時限続きの魔法薬の授業があった。

休んだ期間のロスを取り戻すには十分な授業日程で、とてもありがたい。

OWLで絶対成績下げたくない。

あの女に目の敵にされるに決まってるんだから。

授業の合間に、廊下で入れ替わり立ち替わり私の元にやってくるDAメンバー。

みんな会合を待ち望んでいるようで、期待を込めて今夜の会合は無いのかと質問される。

ハリーはスネイプ先生と”個別授業”があるしハリーは来れない、かと言って休んでいて出来なかった期間を埋めなきゃならないからやらないとも言えない。

『次の会合の日程が決まったらいつもの方法で知らせるね』

質問してくるメンバー全員に繰り返し同じことを言った。

あの文句ばかり言うハッフルパフの生徒も何かと食ってかかってきたけど、全スルー。

正直、あいつは退会させてもいいかもしれないな。

邪魔。

ハッフルパフ生ってもっと温厚で優しい子が多いはずなんだけど、なんであんなのが入れたんだろ。

ロンは相変わらず嫌いなようで、ずっと睨んでいた。

？「おい」

『今度は誰？…って、』

背後で声がして振り返ると、そこに腕を組んで顔を顰めるシルバーブロンドが立っていた。

周りには案の定取り巻き連中。

ハー「私たち、図書室に行ってくるわ」

ハーマイオニーがロンの肘の上あたりを引っつかみ、大理石の階段の方へ引きずっていった。

この取り巻きも連れて行って欲しかった…

パー「あっれぇ？あんた学校来れたんだァ？遂に自分が恥ずかしくて辞めちゃったのかと＿「パンジーうるさいぞ。」え？」

ド「クラップ、ゴイル。パンジーを連れて先に行ってろ」

「「わかった」」

パー「え？なんで！！ドラコ！！やだ！！私ドラコといる！！その女と一緒にいちゃダメ！」

うるさいなぁあのパグ…

キーキーキーキー…マンドラゴラかよ…

ドラコの従順な取り巻きに引きずられて、パーキンソン達も姿を消した。

『…えー、っと、』

ド「僕に何か言うことは？」

『…ごめんなさい』