Story 51 ページ6
＊
『ハリー！』
ハリーを押し倒しそうな勢いで飛びついて抱きしめる。
ハリーもロンと同じように私を抱きとめてくれた。
ハ「やぁ、マユ。久しぶり」
『ごめん、ごめんハリー！私、ハリーが大変な目にあってること知らなかったの…！お父様やお兄様が上手い具合に新聞やら何やらを隠してて…知ったのが今日だったの…！ごめんなさいハリー…！』
ハ「マユ落ち着いて？大丈夫だよ。心配してくれてありがとう」
ハリーからの手紙も全部全部お父様に回収されてたようで、ハリーのSOSに気づくことが出来なかった。
本当に不甲斐ない。
初めこそ私に優しくしてくれてたハリーだったが、徐々にハーマイオニーたちへの態度が変わっていく。
ハーマイオニーたちはハーマイオニーたちでダンブルドアから口止めされていたようで、ハリーへの手紙で肝心なことは一切書かなかったようだ。
騎士団についても何も聞かされていないハリーからしたら、全てが腹立たしいんだと思う。
ハ「マユはまだしも、君たち二人はここで起こっていることに加わっているのに、どうして僕だけがダーズリーのところにいなくちゃいけなかったんだ？どうして君たちだけが、何もかも知っててもいいんだ？」
ハリーのだんだん声が大きくなっていく。
あぁ、喧嘩なんかしたくないのに
ロ「何もかもじゃない！ママが僕たちを会議から遠ざけてる。若すぎるからって言って「それじゃあ！！」ッ！！」
ハ「それじゃ、君たちは会議には参加してなかった。だからどうだって言うんだ！君たちはここにいたんだ。そうだろう？君たちは一緒にいたんだ！僕は、1ヶ月もダーズリーのところに釘付けだ！だけど、僕は君たち三人の手に負えないようなことでも色々やり遂げてきた。ダンブルドアはそれを知ってるはずだ＿賢者の石を守ったのは誰だ？リドルをやっつけたのは誰だ？君たちの命を吸魂鬼から救ったのは誰だって言うんだ？」
『ハリー落ち着いて、ハーマイオニーたちだって何もハリーのことを蔑ろにしてたわけじゃない』
相当辛かったんだろう
寂しかったんだと思う
怖かっただろう
じゃなきゃハリーはこんなに怒鳴らない。
ロンは度肝を抜かれて言葉も出ず、口を半分開けてその場に突っ立っているし、ハーマイオニーは泣き出しそうな顔をしている。
ハー「そうよハリー…私たち教えたかったのよ。本当よ」
声を震わせながらハーマイオニーが口を開く。
それが余計にハリーを怒らせた。
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ラムネ - 更新待ってます❗ (2022年1月3日 13時) (
レス) @page45 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - 主人公の強い女の子感最高すぎます！ (2021年12月27日 15時) (レス) @page26 id: 444cc76f70 (このIDを非表示/違反報告)
わかな - 毎日ドラコの小説漁ってますけど、新しく出て見てみたら最高じゃないですか！！一気に読んでしまいました、きゅんです！ (2021年12月25日 3時) (レス) @page24 id: f93237fe28 (このIDを非表示/違反報告)
Notte(プロフ) - すごい好きです。語彙力無くなってしまうほどに好きです。 (2021年12月23日 23時) (レス) id: fb4cdb52a4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - ドラコとマユ可愛すぎません???( ≧∀≦)ノ (2021年12月23日 18時) (レス) @page20 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇらて | 作成日時：2021年12月19日 9時
