Story 88＊今年もよろしくお願いします！！ ページ43
＊
その言葉に、集まった生徒が関心を示してざわめく。
『まぁ、うん』
「有体の守護霊を？」
『そう。』
その話から一気に活気が出た。
みんなの目がやる気に満ち溢れて…
ハー「じゃあ、習いたいってことで賛成でいいのね？」
ハーマイオニーの声に、同意を示す声がガヤガヤと上がった。
『さぁ、始めよう。』
練習場所も確保した。
時間も、人数も。
もう後には引けない。
大人が教えてくれないのなら、自分たちで。
この秘密組織を、ダンブルドア軍団という名前で活動することになった。
後は…あの女にバレないように行動しなくちゃならない。
＊＊＊
何かを察したのだろう。
週末明けのことだった。
談話室にある掲示板に人集りが出来ていた。
あそこはいつもあの双子の悪戯グッズの押し売りの広告ばかりが貼ってあるのだけど、今日は違った。
今まで貼ってあった掲示物が隠れるくらい大きな告示が上から貼り付けられている。
『…アンブリッジ』
ホグワーツ高等尋問官令と大きく書かれ、その下にズラズラと長く詳細が書かれていた。
簡単に説明すると、現在ある組織やチーム、グループ、クラブなどは解散しなくてはならない。
従わなかった場合、退学処分とする。
ロ「教育令第二十四号に則ったもの…ねぇ？」
『ふん。くだらない。』
もちろん、解散つもりもないし、従うつもりもない。
とことん抗ってやるんだから。
＊＊＊
クディッチを続けるにも許可が必要だということに、チームメイトのアンジェリーナが泣きそうになっていた。
グリフィンドールを毛嫌いしているあの女が許可を出してくれるのかと、不安がっているみたい。
…正直、なんとも言えない。
かといって、伝統の行事を途絶えさせるとも思えない。
三つの寮にチームがあって、うちだけ無いなんてことは流石にありえないと思う。
助けてあげたいけど、私が行くと確実に却下されるからいけないんだよな…
力になれなくて申し訳ないけど
そう、魔法薬の授業に向かっている時だった。
石段を下りきったとき、ドラコの声が聞こえてきた。
ド「スリザリンのクディッチ・チームに、プレイを続けて良いという許可をすぐに出してくれたよ。ああ、ほとんど右から左さ。つまり、先生は僕の父上をよく知っているし、父上は魔法省に出入り自由なんあま…グリフィンドールはどうなるのか見物だねぇ」
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ラムネ - 更新待ってます❗ (2022年1月3日 13時) (
レス) @page45 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - 主人公の強い女の子感最高すぎます！ (2021年12月27日 15時) (レス) @page26 id: 444cc76f70 (このIDを非表示/違反報告)
わかな - 毎日ドラコの小説漁ってますけど、新しく出て見てみたら最高じゃないですか！！一気に読んでしまいました、きゅんです！ (2021年12月25日 3時) (レス) @page24 id: f93237fe28 (このIDを非表示/違反報告)
Notte(プロフ) - すごい好きです。語彙力無くなってしまうほどに好きです。 (2021年12月23日 23時) (レス) id: fb4cdb52a4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - ドラコとマユ可愛すぎません???( ≧∀≦)ノ (2021年12月23日 18時) (レス) @page20 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇらて | 作成日時：2021年12月19日 9時
