Story 50 ページ5
＊
その日の夜、私はあまりにも衝撃的な話に頭を抱えていた。
『ハリーがホグワーツを退学させられそうになってるなんて…』
そんなことも知らずに私はホグズミードに…
アラ「どうもマグルの前で魔法を使ったらしい。」
『ハリーはそんなこと絶対しない！何かの間違いだよ！』
レティ「落ち着きなさいマユ。ダンブルドアが何とかしようと動いてくれてるわ。それにお父様もね。」
『でも、でも何とか出来なかったらハリーは退学させられちゃう！』
アラ「マユ、今お前にできることは不死鳥の騎士団の本部でハリーを待つことだけだよ。」
お兄様が私を諭す。
分かってる、分かってるけど…
なんでこんなことに？
レティ「兎に角急ぎましょう。」
きっとロンやハーマイオニーも居る。
話さなきゃ。
お母様と私、お兄様は箒に跨り本部へと目指した。
＊＊＊
ロ「！マユ！！」
『ロンっ！！』
隠れ家につけば、既にロンが到着していた。
ドアを開けるなり抱きつく私を、地面を踏ん張って受け止めてくれた。
モリ「あらマユ！久しぶりね！」
『モリーさん…』
モリ「そんな顔しないで？ハリーは絶対大丈夫だから！」
『はい…』
そう私が頷けば、ニコッと笑って奥の扉へと入っていってしまった。
ロ「大変なことになったな」
『なんでこんなことになっちゃったの？』
ロ「僕らも分かんないんだよ。とりあえず二階へ行こう。」
ロンに手を引かれ、私は二階へと足を運ぶ。
ロンが蛇の頭の形をした取っ手を回す。
ドアが開くと、勢いよく何かが飛び出してきた。
『ゔっ！？』
ハー「マユっ！！」
『ハ、ハーマイオニー…っぐるじい…っ…』
ハー「ご、ごめんなさいっ…動揺してて、私…その」
いつも冷静なハーマイオニーでさえもこんなに取り乱してる。
分かる、凄く。
私も心臓が嫌な音を立ててずっとドクドクしてる。
ロ「兎に角、ハリーが来ない事には話が進まないな」
そもそも、吸魂鬼がなんでマグル界に？
あいつが復活してから何もかもおかしくなった。
お父様とお母様は騎士団員だから下で開かれてる会議に参加しているけど、私たちには詳細を教えてくれない。
これじゃ、守るものも守れない。
そんな時、廊下からモリーさんの声が聞こえてきた。
「『！！』」
ドアが開くと、暗い顔をしたハリーが立っていた。
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ラムネ - 更新待ってます❗ (2022年1月3日 13時) (
レス) @page45 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - 主人公の強い女の子感最高すぎます！ (2021年12月27日 15時) (レス) @page26 id: 444cc76f70 (このIDを非表示/違反報告)
わかな - 毎日ドラコの小説漁ってますけど、新しく出て見てみたら最高じゃないですか！！一気に読んでしまいました、きゅんです！ (2021年12月25日 3時) (レス) @page24 id: f93237fe28 (このIDを非表示/違反報告)
Notte(プロフ) - すごい好きです。語彙力無くなってしまうほどに好きです。 (2021年12月23日 23時) (レス) id: fb4cdb52a4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - ドラコとマユ可愛すぎません???( ≧∀≦)ノ (2021年12月23日 18時) (レス) @page20 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇらて | 作成日時：2021年12月19日 9時
