Story 60 ページ15
＊
シリ「ヴォルデモートが計画を実行出来ないように、できる限りことをしている」
ハ「あいつの計画がどうして分かるの？」
ルー「ダンブルドアは洞察力が鋭い。しかも、その洞察は結果的に正しいことが多い。」
ハリーの質問にルーピンさんが答える。
ダンブルドアか…
まぁ、ヴォルデモートが恐れる人物って言うくらいなんだから相当凄いんだろうな…
正直、ここから先の話は覚えていない。
お父様に似ているから狙われる。
お父様が自分の友人の死を目撃してしまった。
この事実だけで私の頭はいっぱいだった。
＊＊＊
色々な調査が行われるということで、新学期が始まるのが遅らされることになった。
そんな中、掃除をするためにフラフラと歩いていると、ある部屋に辿り着く。
中に入れば、うるさいしもべ妖精のクリーチャーが守ろうとしていたタペストリーが壁一杯に掛かっていた。
シリ「気になるかい？」
『…！シリウス…』
突然背後に現れて、タペストリーに触れた。
高貴なる由緒正しきブラック家
純血よ永遠なれ
こんなふうに大きな文字で書かれている。
ここも純血主義か…
『シリウスの名前はないんだね』
シリ「かつてはここにあったさ」
シリウスがタペストリーの小さな丸い焼け焦げを指さした。
『…そっか』
私の家系図は書物で残されている。
こんなふうに焼かれることもない。
『…え…？』
タペストリーを眺めていると、見覚えのある名前を見つけた。
シリ「ん？どうかしたか？」
『シリウスって…ドラっ…マルフォイ家と親戚なの…？』
確かにタペストリーには、ナルシッサ・ブラックとルシウス・マルフォイが金の刺繍の二重線で繋がれていて、その二人の名前から下に金の縦線が一本。
ドラコという名前に繋がっていた。
シリ「純血家族はみんな婚姻関係だ。純血種はほとんど残っていないのだから。親戚、とはいえないほど血が薄くとも、関係はあるんだ。」
『もし、親戚同士が結婚することになったとして…支障は出る？』
シリ「いや、出ないさ。親戚とは言っても、ほんとに薄いからね。赤の他人だと思ってくれて良い。しかし、どうしたんだ？急に」
『えっ？いや…お母様やお父様は親戚同士で結婚したのかなってふと思っちゃって…』
嘘。
そんなこと気にしちゃいない。
ただ、今後のことで不安になっただけ。
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ラムネ - 更新待ってます❗ (2022年1月3日 13時) (
レス) @page45 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - 主人公の強い女の子感最高すぎます！ (2021年12月27日 15時) (レス) @page26 id: 444cc76f70 (このIDを非表示/違反報告)
わかな - 毎日ドラコの小説漁ってますけど、新しく出て見てみたら最高じゃないですか！！一気に読んでしまいました、きゅんです！ (2021年12月25日 3時) (レス) @page24 id: f93237fe28 (このIDを非表示/違反報告)
Notte(プロフ) - すごい好きです。語彙力無くなってしまうほどに好きです。 (2021年12月23日 23時) (レス) id: fb4cdb52a4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - ドラコとマユ可愛すぎません???( ≧∀≦)ノ (2021年12月23日 18時) (レス) @page20 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇらて | 作成日時：2021年12月19日 9時
