Story 58 ページ13
＊
ルー「落ち着け二人とも。マユもハリーも、このことで意見を言うのを許されるべきだろう。もう自分で判断できる年齢だ。」
ルーピンさんは私とハリーの顔を見て優しくそう言ってくれた。
そんなの…
『私、知りたい。』
ハ「僕も。何が起こってるのか知らないままだなんて嫌だ。」
お父様は私に反論しようと口を開いたがお母様に睨まれて口を噤んでいた。
レティ「アラン、みんなを連れて厨房から出なさい。」
お母様の言葉にお兄様が反論した。
アラ「待ってください。俺は成人しています。それに、兄としてマユのことを知る権利はあるはずだ。」
レティ「アラン…」
お兄様は引かなかった。
それはフレッドもジョージも、ロンやハーマイオニーでさえも。
ジニーは流石に幼く、入れて貰えなかった。
モリーさんは発狂に近い声を上げて、ジニーを連れて厨房から出ていってしまう。
シリ「ふぅ…さて、マユ、ハリー、何が知りたい？」
ハ「ヴォルデモートはどこにいるの？マグルのニュースをずっと見ていたけど、それらしいものは何も無いんだ。不審な死とか。」
シリ「それは、不審な死がまだないからだ。我々が知る限りではということだが…それに我々は、相当色々知っている。」
ハ「どうして人殺しをやめたの？」
シリ「それは、自分に注意を向けたくないからだ。あいつにとって、それが危険だからだ。昔、あいつの計画は、自分の思い通りにはいかなかった。わかるね。しくじったんだ。」
ハ「どうやって？」
お父様が目を閉じた。
シリ「君は生き残るはずじゃなかった！ところが、君は証人として生き残った。そこのアベルがあいつの死の呪いを妨害呪文で跳ね返したからだ。」
お兄様も初めて聞いたと言うようにお父様を見る。
ここで一つ疑問が生まれた。
『なんで、お父様はその場に居合わせたの？』
シリ「あいつは不死鳥の騎士団を恐れていた。それは、あいつが唯一恐れた人物、ダンブルドアが構築した秘密同盟だからだ。だからメンバーを始末しに動いていた。アベルはダンブルドア直々にメンバーの監視を任されていたんだ。」
その場が静まり返る。
ハリーのご両親を監視していた時に、運良く居合わせたってことか
でもそれって、お父様相当なトラウマだよね。
だって今、凄く辛そうな顔をしてるから。
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ラムネ - 更新待ってます❗ (2022年1月3日 13時) (
レス) @page45 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - 主人公の強い女の子感最高すぎます！ (2021年12月27日 15時) (レス) @page26 id: 444cc76f70 (このIDを非表示/違反報告)
わかな - 毎日ドラコの小説漁ってますけど、新しく出て見てみたら最高じゃないですか！！一気に読んでしまいました、きゅんです！ (2021年12月25日 3時) (レス) @page24 id: f93237fe28 (このIDを非表示/違反報告)
Notte(プロフ) - すごい好きです。語彙力無くなってしまうほどに好きです。 (2021年12月23日 23時) (レス) id: fb4cdb52a4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - ドラコとマユ可愛すぎません???( ≧∀≦)ノ (2021年12月23日 18時) (レス) @page20 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇらて | 作成日時：2021年12月19日 9時
