Story 56 ページ11
＊
食事の前だというのにまたフレッドとジョージがモリーさんに怒られ始めた。
二人は成人したことで魔法を自由に使えるようになった。
それが嬉しいのか全ての行動を魔法でこなす。
お兄様もだけど。
でも、お兄様はお母様の前では絶対しない。
怒るから…
ジニーやハーマイオニーはトンクスさんの変身術を見て楽しそうに笑っている。
お兄様も双子もロンも楽しそうに話してるし
私だけ取り残された感がすごい。
お皿やナイフ、フォークのカチャカチャという音だけが私から響く。
ドラコ、何してるかな
ちょっと会えないだけで寂しい
『…』
ハ「マユ」
『…ん？』
ハ「さっきは…ごめん。」
『あぁ、いいよ別に。』
ハ「僕、ほんとに君たちから見放されたと思ったんだ」
『そんな事しないよ』
ハ「うん、分かってる」
食後のデザートを終えた頃には、会話も大体一段落していた。
そんな時、シリウスが口を開いた。
シリ「マユたちには驚いたよ。真っ先にヴォルデモートのことを聞くだろうと思っていたんだ」
『！！』
部屋の雰囲気がさーっと変わった。
吸魂鬼が現れたときのような急激な変化だと思ってしまうほどには。
ヴォルデモートの名前が出た瞬間、テーブル全体に戦慄が走る。
丁度ワインを飲もうとしていたルーピンさんは、緊張した面持ちでゆっくりゴブレットを下に置いた。
ハ「聞いたよ！ロンとハーマイオニーに聞いた。でも、二人が言ったんだ。僕たちは騎士団に入れてもらえないから、だから…」
『私、お父様にハリーの情報すら隠されてたから…色々知ったのが今日だったの。』
モリ「二人の言う通りよ。」
アベ「マユはまだ若すぎる。」
『でも私、トーナメントの時あいつと戦ったのに！その時、その時色々聞いた…っ…多分聞いちゃいけないことも、』
レティ「マユ…」
なんでそんなに内緒にするの？
関係ない話なら、ここまで聞かないよ。
でも、少なくとも私だってディオリスの人間なのに
シリ「騎士団に入っていなければ質問してはいけないと、いつからそう決まったんだ？アベル、マユはお前の娘だろう？いつまで隠してるつもりなんだ」
『シリウ「ちょっと待った！」！？』
私の声に被せてジョージが大きな声を上げた。
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ラムネ - 更新待ってます❗ (2022年1月3日 13時) (
レス) @page45 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - 主人公の強い女の子感最高すぎます！ (2021年12月27日 15時) (レス) @page26 id: 444cc76f70 (このIDを非表示/違反報告)
わかな - 毎日ドラコの小説漁ってますけど、新しく出て見てみたら最高じゃないですか！！一気に読んでしまいました、きゅんです！ (2021年12月25日 3時) (レス) @page24 id: f93237fe28 (このIDを非表示/違反報告)
Notte(プロフ) - すごい好きです。語彙力無くなってしまうほどに好きです。 (2021年12月23日 23時) (レス) id: fb4cdb52a4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - ドラコとマユ可愛すぎません???( ≧∀≦)ノ (2021年12月23日 18時) (レス) @page20 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇらて | 作成日時：2021年12月19日 9時
