Story 11 ページ13
＊
ハーマイオニーは震え声でそう言った。
ハー「木立の陰にだれかいたわ…何か叫んだの、呪文を、」
クラ「ほう。あそこにだれかが立っていたと言うのかね？」
『立っていたから言ってるんでしょ。』
ほんと嫌い。
クラウチ以外みんなハーマイオニーが印を出すだなんて思ってなかった。
そりゃそうだよね、普通の生徒だもん。
ウールのガウンを着た魔女がハーマイオニーが指差した方へ杖を向ける。
「遅すぎるわ。もう姿くらまししているでしょう」
？「そんなことはない」
誰かと思ってそちらを見れば、セドリックの父親だった。
エイ「失神光線があの木立を突き抜けた…犯人に当たった可能性は大きい…」
セドリックの父親は杖を構えて暗闇へと進んでいく。
果敢すぎない？
数秒後、セドリックの父親の叫ぶ声が聞こえた。
エイ「よし！捕まえたぞ。ここに誰かいる！気を失ってるぞ！こりゃあ、なんと、まさか…」
誰なんだろう。
セドリックの父親が驚いてるってことは、まさか、魔法省の役人？
いや、でも…
クラウチは立ちすくんでいたが、我に返ったようにセドリックの父親の元へ行くと、息を詰まらせた。
私たちは無関係ということが証明できたことで、結果を知る前にお父様とアーサーさんにその場から離れさせられた。
クラウチの知り合いだったのかな
というか、散々疑ったくせに謝罪もないの？
『気に食わない。』
＊＊＊
日刊予言者新聞は早かった。
新聞にはクディッチワールドカップでの恐怖と大々的に書かれていた。
折角楽しいはずのワールドカップだったのに、なんでこんなことに。
死喰い人は何が目的だったの？
例のあの人がいない今、目立つ行為は以ての外。
いや…これが前兆だっていうの？
『…そんなわけないか、』
新聞には魔法省のヘマだとか、警備の甘さだとか…誰が書いているのかと思えばやっぱりあの守銭奴女、リータ・スキーター。
『魔法省が悪いわけじゃないのに。そもそもあんなのが現れるなんで誰一人といなかった。』
アー「あの女は嘘を書くことが大好きなんだ。新聞が沢山売れるからね。虚偽の情報を書いて、その情報をもっと求めるようになれば、またあの女のものが売れる。」
ハー「まるで私の世界のマスコミね。」
どの世界にもいるんだな。
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レブンロー - いや、まって、あの、夢主ちゃん可愛すぎません！？反応可愛くて、なんか夢主ちゃん推しになりそうなんですが？！主さんの文めっちゃ好きです！これからも頑張ってください！！ (2022年5月1日 17時) (
レス) @page34 id: 74261430be (このIDを非表示/違反報告)
あはちゃん(プロフ) - 続編たのしみにしてます！ (2021年12月19日 6時) (レス) @page50 id: da46de3b9d (このIDを非表示/違反報告)
あはちゃん(プロフ) - マルフォイの小説の中で一番好きで応援しています！頑張ってください！！！ (2021年12月17日 21時) (レス) @page41 id: 0af131b5b6 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - すごく面白いです!小説の中で一番好きです!更新頑張ってください応援しています‼ (2021年12月16日 19時) (レス) @page38 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - たまたま僕の名前アロンだったから兄の名前がアランでビックリしました笑面白いです！ (2021年12月13日 21時) (レス) @page4 id: ed0e3e5242 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇらて | 作成日時：2021年12月4日 12時
