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深海の商人 3 ページ6






ジャ「ここは…各寮に繋がる鏡舎か。」




寮「今回は絶対に50位以内に入れたと思ったのに〜!」




寮「ちくしょう、騙された!たのインチキタコ野郎!」




寮「オレの学園生活お先真っ暗だあ〜!!」




ジャ「なんだ!?あの3馬鹿以外にも、頭にイソギンチャクを生やした奴らがたくさんいやがるぞ!」




『こんなに契約した奴らがいれば、50位以内に入るのなんかほとんど無理じゃろうな。』




ジャ「2、3年の生徒もいるみてぇだ。全員オクタヴィネル寮に繋がる鏡へ入っていく。」




監「テスト順位を口々に叫んでる…」




『フン。恥ずかしい奴らじゃ。』




ジャ「俺たちも行ってみるぞ。」




あんまり入りたくないが…致し方あるまい。




***




_オクタヴィネル寮




監「うわぁ!水の中に寮がある!」




『いつ来てもここは綺麗じゃのぅ…』




ジャ「マジかよ!すげぇな、ナイトレイブンカレッジって!

…ゴホン。仮にも別の寮の縄張りに入るんだ。お前も浮かれてねぇで、用心しろよ。」




***




_モストロ・ラウンジ




監「すごい人数ですね」




ジャ「100…いや、200人近くはいそうだな。それにこの場所は?サ店みてぇな…」




『ここはオクタヴィネル寮が経営する、モストロ・ラウンジじゃ。』




ジャ「エースたちはどこに行った?」




『…!!』




パチンッという音と共に室内が暗くなり、1人の男にスポットライトが当たる。




ア「これはこれは。成績優秀者上位50名からあぶれた哀れなみなさん。

ようこそ【モストロ・ラウンジ】へ。

みなさん僕のことはよ〜くご存知でしょうが、改めて自己紹介を。

僕は、アズール・アーシェングロット。オクタヴィネル寮の寮長であり、カフェ【モストロ・ラウンジ】の支配人であり、そして_

今日から君たちの主人(あるじ)になる男です。」




なんというゲス顔じゃ…

アズールの悪徳商法には困ったものよ。




ジャ「…なんだって?」




ア「君たちは僕と勝負をして、負けた。契約に基づき、これから卒業までの間、僕の下僕(しもべ)として身を粉にして働いてもらいます。」




エ「ちょっと待った。こんなん詐欺だろ!」




『…!エース』




ア「たしか君は、1年生のエース・トラッポラさんでしたね。

詐欺だなんて人聞きが悪い。僕は契約通り君に完璧なテスト対策ノートを渡したはずですよ。

しっかりこなせば、90点以上は取れたはずだ。」

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マリア(プロフ) - 夢主ちゃんの口調が好きです!!!先生との絡みって書かれないのでしょうか?見てみたいので時間があればご検討ください(^^)更新楽しみにしてます! (2020年5月22日 14時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かふぇらて | 作成日時:2020年5月19日 12時

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