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深海の商人 13 ページ24






_サバナクロー寮




ラ「え?君らマジで珊瑚の海に行ったんスか?」




レ「は、バカすぎんだろ。」




グリ「ふな"っ!?オメーがさっさと行動を起こせっつったんだゾ!」




レ「フン。誰も馬鹿正直に海に行け、なんて言ってねぇよ。

時間は有限。頭を使って価値のある使い方をしろって言ってやったんだ。

マユも言ってただろ。計画も無しに行くなって。」




グリ「そういや、マユ大丈夫だったのか?凄く痛そうだっ「あ?」ヒィッ!?」




レ「どういうことだ、それは。」




監「かくかくしかじか…」




***




ラ「フロイドくんにやられたってぇ!?」




レ「ッチ…だから油断するなっつったんだ。で、マユはどうした。」




ジャ「エースが寮に連れて行きました。1人で歩ける状態じゃなかったんで。」




レ「チッ…(明日にでも問い詰めるか。)水中で人魚と真っ向勝負するなんざ、どう足掻いても勝ち目がねぇ。

わざわざ食われにいくようなもんだ。」




レ「…あの、もしかしてレオナ先輩たちはあの双子が人魚だって知ってたんスか?」




レ「まぁな。」




ラ「オレは去年の夏、水泳の合同授業でフロイドくんが元の姿になってるところ見たことがあるけど…。

あれに水中で追いかけられたら一巻の終わり感あるッスね。」




ジャ「だったら先に教えておいてくださいよ!そしたらマユもあんなことにならなかったかもしれねぇのに!」




レ「事前の情報収集なしに勝手に飛び込んでいったのはお前らだろ?

聞かれりゃ、懇切丁寧に教えてやったさ。」




ラ「そうそう。行動を起こす前はもっと用心深くならなきゃ。シシシッ!

向こう見ずなヤツは、サバンナじゃすぐ飢えちまうッスよ。

まぁ、マユに危害が加わるのは誤算だったッスけど…。」




グリ「ぐぬぬ…相変わらず意地が悪いヤツらなんだゾ!」




ジャ「アズールのヤツ、最初から邪魔するつもりで契約を持ちかけたってことか?」




レ「当たり前だろーが。」




ラ「リーチ兄弟はアズールくんの手下で、契約者から担保と代償をきっちり取り立てることで有名ッス。

契約の達成条件をクリア出来ないよう邪魔をしてくるって噂もね。」




グリ「なんて卑怯なヤツらなんだゾ!うぅっ…。ユウが負けたら、オレ様ずっとアズールにこき使われちまうのか?」




監「きっと何とかなる…たぶん。」




レ「…。」




ラ「レオナさん?」




レ「アズールのユニーク魔法は【黄金の契約書(イッツ・ア・ディール)】」

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マリア(プロフ) - 夢主ちゃんの口調が好きです!!!先生との絡みって書かれないのでしょうか?見てみたいので時間があればご検討ください(^^)更新楽しみにしてます! (2020年5月22日 14時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かふぇらて | 作成日時:2020年5月19日 12時

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