Bamboo Princess 3【ツイステ】 (ページ15)

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深海の商人 8 ページ15

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＿ポタポタッ

『ッ…今度は誰が…』

＊＊＊

グリ「オイ、ちょっと待て！アザラシって？今のアザラシって俺様のことか～！？」

ヒュウ～…

グリ「…ウウ、今日からこの寒空の下野宿かぁ…辛いんだゾ。」

監「誰のせいだと思ってるんだ…」

『はァッ…はァ…ッ…ユウ、グリム！』

グリ「ふな"っ！オマエたち、もしかして助けに来てくれたんだゾ！？」

エ「んー。グリムはともかく、ユウが宿無しになるのは、まあ、オレたちにも原因はあるし？

野宿して風邪でもひかれると寝覚めが悪いっつーか。」

グリ「オメー、ホント素直じゃねぇなあ。」

『まったく！！！アズールなんかと契約しおって！！無理難題押し付けられるって言ったじゃろうが！！』

監「ひ、ひぃッ…ごめんなさいっ！！！」

『お主らたちのせいでユウに迷惑がかかっているんじゃぞ！！この愚か者どもが！！』

「「ごっ…ごめんなさい…」」

ジャ「まあ、マユ。落ち着け。今はこいつらの宿の話が先だ。」

『フン。幻滅したわ。で、どうするんじゃ、お主らは。』

デ「ローズハート寮長に、話をつけておきました。僕たち１年生の４人部屋でいいなら雨風をしのげる場所は提供できるぞ。」

ジャ「お前ら、４人部屋にさらに１人と１匹を押し込むつもりか？

ハーツラビュルに空き部屋はねーのかよ。」

『ハーツラビュルはしっかり部屋が埋まっておるからな。しかし、それではダメじゃ。

うちの寮に来るといい…と言いたいところじゃが。うちのうるさい男が許さぬからのぅ…』

ジャ「…なら、サバナクロー寮に来るか？」

「「エッ！！？？」」

『いいでは無いか。なら妾がレオナに話をつけてやろう。』

ジャ「か、勘違いするなよ！次のテストのために、ユウにはアズールとの勝負に勝ってもらわないと困るだけだ！」

エ「はいはい、そういうことにしときましょ。」

ジャ「じゃあ、さっさと寮に戻るぞ。もう１２時近いじゃねぇか…ふぁあ…。」

エ「んじゃ、また明日な。」

デ「おやすみ。」