告白してみた ページ2
ずっと、怖くて言えなかった。
勇気を出して、失敗したら嫌だった。
貴方と会えなくなるかもしれないと思うと。
でも、言いたくなってみた。
貴方の恋心が、愛が
私へと与えてほしいと思った。
どんな関係になっても良い。
だから、伝えてみよう
そう思ったんだ。
『ずっと…………前からす………きでした。
私と付き…合って……………ください…!』
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■中島敦
その言葉を聞いた瞬間、
頬が真っ赤で赤いトマトみたいになりました。
照れくさいそうな、嬉しいそうな
そんな顔をして、彼は口を開く。
「うん………僕も好き…です。」
口が止まりながらでも
愛し合っていることを伝え合う
お二人はお似合いなカップルになるでしょう。
■太宰治
目をきょとんとして、こちらを見ました。
きっと彼のことだから
いつもの行いで怒こられるのかと
思ったのでしょう。
暫く経つと、漸く理解したのか
喜んだ顔をして言ってくれます。
「あぁ、私もだよ。Aちゃん」
そう言い、彼は貴方へとキスをします。
長い間、貴方と彼の
唇と唇が触れあったままでした。
■江戸川乱歩(知っている)
その言葉を聞いて
ニヤリと笑いました。
そう、彼は貴方の好意はお見通し
そして、告白させるように
計画していたのです。
「やっと、僕に告白してくれたね。」
彼の言い分では、告白された方が
好き勝手出来るみたいで…………
「ねぇ、今から僕が君にすることは
馬鹿な君でも分かる簡単な答えだよね?」
そう言って、貴方を押し倒し
貴方へと手を伸ばしてきました。
それを受け入れるのか、止めるのかは
貴方次第です。
■江戸川乱歩(知らない)
「は………」
貴方の告白を聞き、呆然とする彼
彼の推理は、珍しく
外れてしまったみたいです。
暫く経つと、彼の耳から少しずつ赤くなり、
それが段々、彼の顔にまでも
移ってきました。
彼の顔は、真っ赤に染まっていて
まだ、目はきょとんとしています。
戸惑いながらも、彼は心を冷静にし、
漸く理解してくれます。
ドキドキしながらも、彼の反応から
良い答えを貰えるのではないかと考え
彼を待ちます。
やっと、口を開き
答えを聞けるでしょう。
「僕も…………………好き。
Aのことが……好き。」
貴方は、それを聞いて
彼の唇と貴方の唇をくっ付けました。
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作者名:糸目 x他1人 | 作成日時:2022年3月3日 19時