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なんで?……35 ページ36

「ふ、福士蒼〇……」

「木村拓〇じゃなかったのか」

「昨日テレビ出ててかっこよかった」



嘘をついた。
本当に頭に浮かんだのは坂田だった。
そうか、と困った顔をする桂だが、心理テストではなかったようで何も言わなかった。
この前からなんなんだろう。土方もそうだ。思い浮かべて、なんて。



話しすぎたんだろうか。
部長に注意されて仕事に戻った。



パソコンに向かって格闘中。
頭に坂田がチラついてイライラしていた私に黙れも近づいてはくれなかった。
今日は定時だ。
さっさと帰って寝よう。そうしよう。そう思ったのだが桂が食べに行こうと誘ってくれたので行くことにした。
ラーメンを食べに行く、と。



ついたのはラーメン北斗心軒。
完全にあのアニメリスペクトなネーミングだけどまぁいい。
いらっしゃい!と女の人の声が聞こえて、ラーメンを作っているのは女の人だった。




「なんだ……あんたかい」

「おぉ!エリザベス!こんなところに!」




話を聞いてあげて桂。
レジにいた白いペンギンにメロメロのようだ。女の人がかわいそう。
席に座ってメニューを見た。
結構な種類があり、私はラーメンを頼んだが桂はそばを頼んでいた。


……おいここラーメン屋。




「にしてもあんた、彼女ちゃん美人じゃないかい」

「馬鹿言え。幾松殿、よく聞け。この娘は銀時のだ。俺のじゃない」

「銀時のでもないけど」



幾松、と呼ばれたその人は桂と仲がいいようだ。
いろんなことを教えてくれた。主に桂について。知りたくなかった。
そばは桂が作ったと。自分大好きかよ桂。



この時間は客足が少ないのだろうか、それともあまり人気がないのだろうか。店の中は静かだが、2人の笑い声が聞こえるのでまぁ楽しい。
ラーメンが来て、そばが来た。
極論的に言うと美味しかった。ラーメンが久々すぎて泣くかと思った。



桂も楽しそうでなにより。
お金を払って店を出る。その瞬間に私は桂に言った。



「……幾松さんと〇〇〇まで進んでんの?」

「……っっ!?!?ふざけるな!いいいいいってはおらん!!」



ましてや〇〇〇など、〇〇〇〇〇などあるわけなかろう!と焦り出す桂。



幾松さんと桂はてっきりデキているとは思ったが違ったのか。

何このときめき……36→←何言ってんの……34



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月見おはぎ - 欲しいです!家に銀さん欲しいです!発注してぇぇぇ (2021年8月31日 18時) (レス) id: f413eaa44e (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 銀色さん» ありがとうございます!初々しい銀さんを書くのはとても楽しかったです!頑張ります! (2018年3月12日 18時) (レス) id: e7a720d445 (このIDを非表示/違反報告)
銀色(プロフ) - とても面白かったです!銀さん大好きなのでとてもドキドキしました。これからも頑張ってください (2018年3月11日 19時) (レス) id: 54384483c3 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 龍神邪炎さん» うわあああやってしまいました!!ご指摘感謝ですっ!ありがとうございます!頑張らせていただきます! (2017年5月27日 17時) (レス) id: e7a720d445 (このIDを非表示/違反報告)
龍神邪炎(プロフ) - 武智じゃなくて武市ですよ〜。いつも楽しく読ませてもらってます!!これからも頑張ってください! (2017年5月27日 17時) (レス) id: 8839339b34 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃん | 作成日時:2017年5月13日 19時

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