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第13話 ページ13

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Your side






えみかとかなと君の背中に向かって
私と真宙君は黙々と歩く。
暫く沈黙が続いて最初は気まずかったけど、
その沈黙さえも今では楽しく感じた。








「あいつら速いな(笑)」








沈黙を破ったのは真宙君だった。







『そうだね。もう遠すぎて
どれかわかんないもん(笑)
ちょっと疲れたからそこの公園で休もうよ。』









そう言って2人で公園に入り、
ベンチに座った。



モノクロに見えるのは
人を探す時もかなり大変で、
ずっと探してると人が点に見えるから
私はかなり人を探すのが嫌い。









「今日2人で遊ばない?
あっちも2人でいたいだろうし、
俺かなとに連絡しとく。」








真宙君はそう言ってポケットから
スマホを取り出した。


あっち“も”2人でいたいって事は
少なくとも真宙君は私といたいって
思ってくれてるのかな と心の中で
ウキウキしながら喜んでいた。









でも私は数秒もたたないうちに
それよりももっと重要な事に今気づいた。









『ん?2人で?私と真宙君が…?』









と私は真宙君に恐る恐る聞くと









「あれ、ごめん。嫌だった?
…それならいいんだけどさ(笑)」









また真宙君に誤解されてしまい、
その誤解を解くため、すかさず









『ううん、そうじゃなくて!
私が真宙君なんかと一緒に居て
いいのかなって思って…』









と言うと真宙君は
作り笑いから満面の笑みになった。
やっぱり吸い込まれそうになるくらい
美しくて、見とれてしまった。









「俺が一緒にいたいからいいの!」









そして真宙君はまた、
右腕を前に思いっきり伸ばし
ピースをした。








『じゃあ、今日は2人で楽しもっか!』









そう言って公園のベンチを立った。




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またまた更新が遅れてしまい、
申し訳ありませんでした。
えーと少しお知らせです。

私の作品の学校のカイダン〜日向タクト〜
なんですが、最終回を少しばかり変更
致しました。

後で説明文にURLを貼っておきますので、
見た事ある方はもう一度、
見た事ない方はこれを機会に
読んでみてくださると嬉しいです♡

それでは、今後とも
いっけーをよろしくお願いします!

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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作者名:いっけー | 作成日時:2016年11月18日 21時

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