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story366 ページ19

***






しばらくすると見張りの男達が施設の中へ
次々と急ぎ足で戻って行った。


私は他の人と顔を見合わせ、どうしたんだろう?と思いながら走って行った方向をただ見つめた。


凛月もいないし子供達もいるから下手に動けない。
とにかく今は祈るしか…




「お待たせ」


「わぁっ!…り、凛月!?」




考えを巡らせていると後ろから凛月が声をかけてきた。妊婦には心臓に悪過ぎる…。




「どこに行ってたの」


「ん?ちょっとね」




笑顔で私の顔を見つめる凛月。
なんか違和感。


そんなことを考えていると、
突然園内が明るくなった。




「えっ?」


「お、仕事が早いねぇ」


「なになに!」




明かりが点いた途端、
待機していた警察が一斉に入って来た。


中から女の人達が救助され、
他の人達も警察や救命員に助けられていた。


何が起こったのか全く理解できない。




「…」


「A、口開いてるよ」


「えっ…だって…」


「ふふっ…なんでこうなったか気になるんでしょ?」


「うん」


「じゃあ帰ったら教えてあげるねぇ」




凛月はずっと嬉しそうな顔だった。
よく分かんないけど関係があるのかも。


とにかく2人を連れてここを出ないと…




「凛月」


「ん?」


「凛音と姫海抱っこできる?」


「うん、良いけどこの悪魔なぁ〜」


「頑張ってくれたら肩もみします」


「乗った」




凛月は2人を起こさないように抱き上げたりおんぶしたりした。


凛音も寝ぼけながらしっかりと凛月の背中に乗ってくれたし、姫海はもう脱力状態。




「姫海うける」


「可愛いね」


「この寝相っぷりは完全に俺だね〜」


「ほんとにね」




私は荷物を持ち、凛月の後を着いて行った。
途中警察に声をかけられたけど凛月が話をまとめてくれたのですんなり帰路に着けた。








***



更新遅くなってすみません。
文体とか作り方見てもらえれば分かると思うんですが、ロキのアカウント無くしてました!
これからはSちゃんでやっていきますので、
またよろしくお願いします。亀さんです。

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てぃあ - 更新されてるかなって時々見に来る日々を繰り返していたらなんと更新されてて本気で泣きましたすっごく嬉しいです!これからも頑張ってください、応援しています (2021年7月6日 23時) (レス) id: e14ef9d322 (このIDを非表示/違反報告)
白羅(プロフ) - こんにちは、連載当初から読ませていただいてます。この作品がとても印象に残っていて通知が漏れてないか検索を掛けてたまに確認してた程気に入っていた作品なのでまた更新して下さってとても嬉しいです!これからも応援してます (2021年6月30日 19時) (レス) id: dff74dac63 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 久しぶりの更新ですね。すごく楽しみにしてました。何度も最初から読み返すほど好きな小説の続きが読めてすごく嬉しいです。これからも頑張ってください。 (2021年6月29日 21時) (レス) id: 37954a0177 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 更新してくださってありがとうございます!ずっと楽しみにしていました!これからも頑張って下さい! (2021年6月29日 21時) (レス) id: 6eb1b1d73d (このIDを非表示/違反報告)
みんと - ちょうど今日で1年経っててびっくりしました、、更新待ってます! (2020年9月5日 0時) (レス) id: 796f80bb72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ロキ x他1人 | 作成日時:2017年3月21日 23時

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