story363 ページ16
***
数分後、遊園地館内全ての電気が消えた。
「お母さん怖い…」
「姫海、抱っこするからおいで」
「うんっ」
「…なぁクソ親父」
「なにクソガキ」
「俺すげぇ嫌な予感するんだけど」
「奇遇だねぇ、俺も」
しばらくその場に待機していた。
すると突然また館内の電気が点き始めた。
「なっ…」
「これって…」
電気が点いた途端、
人集りの周りを取り囲むように銃を持ち、
武装した集団が立っていた。
「最悪…」
「て、テロ…？！」
『お前達動くな。これから我々の指示に従って行動してもらう。さらった奴から順番に殺していく、いいな』
「っ」
武装した男の人がメガホンを使い、
私達利用者に対して呼び掛けた。
「凛月…」
「大丈夫」
「クソ野郎共…」
私は姫海を抱きながら凛月の背中に隠れた。
『お、お前らの目的はなんなんだっ！！』
『あ？お前みてぇなゴミには関係ねェ！！！』
『ひぃっ、』
質問をした男性に対して銃を向ける集団。
『死にたくねぇなら黙ってろ』
『っ、』
「…」
私はなるべくその光景を見ないように
凛月の背中に顔を埋めた。
「A…」
「…」
『リーダー。遊園地ともあって女子供が多いようです』
『人質には丁度いいじゃねぇか』
『従業員の抹殺完了しました』
『よし、別室で警察を脅せ』
『了解』
『人質から通信機器を全部取り上げろ』
***
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てぃあ - 更新されてるかなって時々見に来る日々を繰り返していたらなんと更新されてて本気で泣きましたすっごく嬉しいです！これからも頑張ってください、応援しています (2021年7月6日 23時) (
レス) id: e14ef9d322 (このIDを非表示/違反報告)
白羅(プロフ) - こんにちは、連載当初から読ませていただいてます。この作品がとても印象に残っていて通知が漏れてないか検索を掛けてたまに確認してた程気に入っていた作品なのでまた更新して下さってとても嬉しいです!これからも応援してます (2021年6月30日 19時) (レス) id: dff74dac63 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 久しぶりの更新ですね。すごく楽しみにしてました。何度も最初から読み返すほど好きな小説の続きが読めてすごく嬉しいです。これからも頑張ってください。 (2021年6月29日 21時) (レス) id: 37954a0177 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 更新してくださってありがとうございます！ずっと楽しみにしていました！これからも頑張って下さい！ (2021年6月29日 21時) (レス) id: 6eb1b1d73d (このIDを非表示/違反報告)
みんと - ちょうど今日で1年経っててびっくりしました、、更新待ってます！ (2020年9月5日 0時) (レス) id: 796f80bb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロキ
x他1人 | 作成日時：2017年3月21日 23時
