喜んで-ninth-《あんスタ》

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「あのね、ままね、おっきい手術したんだよ？」


「…そうなの？」


「うん。お腹の袋が破けて、それを治す手術って先生言ってた！」


「…うそ」




つまりあの時、私の内臓の一部からの出血だったってことなの？




「…凛音、ぱぱは？」


「えと、ぱぱは…ぱぱ、どっか行っちゃった…」


「…そっか。凛音1人で待ってたの？」


「うん。ままが心配だったから…」


「…凛音大好き」


「ままっ、僕も！！」




軽く凛音の頭を抱き寄せた。
安心した顔で私に抱きつく凛音。


1人にさせてごめんね。
寂しかったよね…




「もう大丈夫。ままが居るから…」


「うん。どこにも行かないでまま…」





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