喜んで-seventh-《あんスタ》

story303 ページ6

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「じゃあねー凛音〜」


「私には無いんですか？」


「あーはいはい、ばいばーい」


「棒読み！？」




10時頃、凛月が帰るのでお見送り。
凛音にしか別れを告げない凛月に私はおこ。




「怒るとブスになるよ」


「いーの、今更だし」


「あ、認めてんだ…」


「悔しい…」


「ぱぁ！」


「凛音可愛い。浚いたい」


「オムツ交換するようだよ」


「やっぱいーや」


「もう…」




そして凛月は微笑んだ。




「ちょっと感心した」


「？」


「A絶対お世話出来ないと思ってた」


「失礼だな！」


「ふふっ…でも思ってた以上に母親出来てる」


「…ありがと」


「ま、その調子で頑張れ〜」




他人事って言いたくなるけど、
実際そう決めたのは私。反論は出来ない。




「うん。凛月も頑張って」


「当たり前」


「ぱぁ？…ぱぁ！！」


「ふふっ」




凛月は笑いながらドアに手をかけた。




「…あ、忘れ物」


「え、なに？とってくるよ？」


「違う」




凛月は凛音のほっぺにキスをした。




「きゃはっ！」


「こーれ♪」


「なーんだ…」




ちょっと羨ましい。
けど、凛音に対する愛情が伝わってくる。




「…」


「凛月？」





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