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五十一話 運命論者の悲み ページ2

武装探偵社の事務所前。


そこには大勢の黒服と、広津、銀、立原が揃っていた。


その中で広津がパチンと指を鳴らすと、全員が一斉に事務所の中へと押し入る。


探偵社のドアは、おそらく広津の異能力で弾かれたのだろう。

大きく曲がり、社内に転がっていた。


突然押し入ってきた黒蜥蜴たちに、探偵社の社員たちはざわつき、ドアの方向に目を移す。




「何ッ……」


「失礼、探偵社なのに事前予約(アポイントメント)を忘れていたな。それから叩敲(ノック)も」




動揺し声を上げる国木田に、広津はそう言った。

そして、銀や立原も含めた部下たちを構えさせる。




「大目に見てくれ。用事はすぐ済む」




広津のその言葉と同時に、部下たちは一斉に駆け出した、


それに対し社員たちも戦闘体勢へと入る。









_______そんな探偵社の大きな戦闘音は


____社の元を離れた敦の耳にも届いた。





「(銃声!?しかもこの方向は……!)」




敦は銃声の聞こえる方向へと、必死に走り出す。


敦の予感は的中し、探偵社の窓ガラスにひびが入っているのが街からも確認できた。




「(何故!?何故探偵社が……)」




敦は疑問を感じながらも、必死に事務所へと足を動かす。


そして探偵社の壊れたドアから、大きな声で叫びながら入っていった。









「やめろっ!」

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ark(プロフ) - あきあきさん» ありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです!!これからもよろしくお願いします! (2021年2月28日 5時) (レス) id: 875b3ab9f7 (このIDを非表示/違反報告)
あきあき - 最初から読ましていただきました!すっごく面白いです!原作+夢主のかけあいとかが好きです!頑張ってください! (2021年2月28日 4時) (レス) id: 2068c5b889 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ark | 作成日時:2021年1月17日 22時

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