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花火が終わり明るかった空は満天の星が広がっている
いつもは鬼殺で空なんてまともに見ていなかった
月と星が輝く空はとっても綺麗だ
実「A」
優しく私の名前を呼ぶ愛する人
先程のことは夢だったのだろうか
しかし左手の薬指にある感覚に夢じゃないと知らされる
『ありがとう実弥』
数秒見つめあって頬に手を当てられ口付けをする
実「絶対、離さねェよ」
『うん、離れない』
2人で幸せの余韻に浸り、家路に着く
______
胡「Aさん」
後ろから声をかけられる
『しのぶちゃん!アオイちゃんに、カナヲちゃん達も!』
蝶屋敷の子達みんな仲良いな、と思う
胡「ふふ、不死川さん上手くいったんですね」
実「あァ」
胡「大切にしてあげてくださいね」
実「わかってらァ」
すみ「Aさん、それ婚約指輪ですか!」
きよ「綺麗ですね!」
なほ「素敵です!」
『へへ、ありがとう』
胡「Aさん、またゆっくりお茶しましょう」
『そうだね、蜜璃ちゃんも誘って
色々話したい』
胡「是非」
怪我人がいる訳では無いが、一応早く帰ると言ってしのぶちゃん達は帰っていった
______
『なんでみんな知ってるのかな、恥ずかしい...』
実「宇髄だろォ」
宇「はは!派手に幸せそうじゃねえか!」
『うわ、宇髄さん...びっくりした...』
実「お前勝手に喋っただろォ」
宇「まあいいじゃねえか!結果良かった事だし」
と私の左手をみて言う
宇「Aよかったな」
『うん!』
笑顔で答える
焼き鳥を買ってきたお嫁さん達にも会った
須磨「Aちゃん素敵ね!」
まきを「うん、大人っぽい」
雛鶴「お幸せにね」
『嬉しいです、皆さんもとても綺麗です』
そのあとは指輪を見てたり、どんなだったのかを簡単に惚気たり
実弥と宇髄さんも話し終わったらしく帰ることになった
蜜璃ちゃんと伊黒さんにも会ったけど、長話はできず、今度4人で甘味処に行ってゆっくり話すことになった
______
屋敷に着いて縁側でお茶を飲む
お揃いの浴衣、左の薬指の感覚、夜風に吹かれて回る風車
そして隣に座る愛する人
夢のようで夢じゃない
実「お館様にも挨拶行かねェとな」
『そうだね』
心から尊敬出来る父のような存在の方
辛い時も嬉しかった時もいつでも話を聞いてくれた
実「そろそろ寝るぞ」
『うん!』
そう言われて部屋に行く
『おやすみ実弥』
実「おう、おやすみィ」
額に柔らかい感覚を感じ眠りについた
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ヒカル - 結婚してからの後が気になります (2021年3月2日 23時) (レス) id: 2aa16b2381 (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミンティー(プロフ) - ヒカルさん» コメントありがとうございます!続編は現代がいいですかね? (2020年12月4日 22時) (レス) id: 3ec76fdd5c (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル - 初コメントしました。完結おめでとうございます。続編希望です。 (2020年12月2日 21時) (レス) id: 2aa16b2381 (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミンティー(プロフ) - 紅葉さん» 涙腺崩壊なんて嬉しすぎます(;-;)ありがとうございます!( ^^ ) (2020年7月26日 20時) (レス) id: 3ec76fdd5c (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミンティー(プロフ) - しほニャンさん» いつもコメントありがとうございました!しほニャンさんと色んなお話が出来て嬉しかったです!!実弥オチまた作りますね! (2020年7月26日 20時) (レス) id: 3ec76fdd5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジャスミンティー | 作成日時:2020年6月21日 22時