風柱の彼女さん【不死川実弥】2

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『行ってきます！』

ご飯を食べ終わり、任務に行く時間になった

実「おう、気をつけろよ」

『今日は先寝ててね』


実弥が手を振り返してくれたのを確認して走り出す


翡翠「もう少ししたらツクヨ！」

『ただでさえ遠い場所だから弱い鬼だといいなあ』

翡「Aならダイジョウブ！強いからすぐ帰れるよ！」

ほんっと、翡翠性格いいなあ



＿＿＿＿＿

翡「ココ！」

森につき、早速出てきた鬼たちを次々と倒していく

……十二鬼月の気配はないな


『これなら早く帰れる』


森の奥にいた鬼を最後に鬼の気配は無くなった


『終わった！』


翡「A！近くでタンジロウ達が戦ってる！」


『炭治郎くん達が？…遊郭があるのね』

翡「イケル？」

『もちろん！』

翡「コッチ！」


上弦かもしれない

宇髄さんがいるとはいえ…


早く帰りたかったけど戦ってる仲間を見捨てることは出来ない


翡「モウスグ！」

どこからか聞こえてくる轟音と鬼の気配を感じ走る速度を上げた



＿＿＿＿＿＿＿

宇髄side


妓夫太郎「お前は違うなぁ、今まで殺してきた柱たちと違う

お前は特別なんだろうなぁ、才能だなぁ」


宇「俺に才能なんてもんがあるように見えるか？

俺程度でそう見えるならテメェの人生幸せだな

得体の知れねぇやつも、刀を握って2ヶ月で柱になるようなやつも、鬼殺隊全員から慕われて柱の中でも上の強さのやつだっているぜ


俺の手の平からどれだけの命が零れたと思ってんだ！」


俺は煉獄のようにはできねぇ


妓「だったらお前がまだ死んでない理由はどう説明する？

俺の血鎌には猛毒があるのに、死なねえじゃねえか」


宇「俺は忍の家系なんだよ、耐性はつけてる」


堕姫「忍なんて江戸の頃に絶えてるでしょ、嘘つくんじゃないわよ」

嘘じゃねえよ

俺は親父、弟のようにはなりたくねぇ



妓「じわじわと毒効いてるじゃねえか

効かねえなんて虚勢張ってみっともねえなああ」

宇「全然効いてないね

絶好調で天丼百杯食えるわ、派手にな！」


『宇髄さん、天丼屋さん行くなら私も！

陽の呼吸 参の型 洛陽の華！』


どこからか聞こえた聞き覚えのある声

華が女の鬼を切りに行ってる間俺は男の方を狙う


特殊な火薬玉を投げ、女の方にも攻撃する


「A、そっちは斬れたか」

『斬れたよ』

堕「誰よあんた！急に来て首を斬って！

なんでアタシばっかり！」


『2人同時に頸斬らなきゃか』


妓「柱か…」

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