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涼『っ!?』
自分のかかとを少しあげて。
自分の手を山田くんの肩に軽くのせて。
自分の唇を山田くんの唇に重ねて……。
「お、仕事…頑張ってねっ…。」
ぜーんぶ自分からやったくせに。
ものすごく恥しくて。
本当に言いたかったことは目を見て言えなくて…。
涼『ふふっ。せんせーどーしたの?
そんな積極的だったけ?』
「ち、違う…。これ、は…その…。」
鞄を持っていない手を私の腰に回す山田くん。
近い近い…。
涼『ほーら。こっち向いて?』
「むりむりっ」
なんでよー。ってクイッと顎をもたれた。
涼『真っ赤だね。せんせ。』
「うるさいっ」
頑張ったんだから。
許せっての…。
涼『ね。もう1回言ってよ。』
「や、だよ…。」
もう無理。
言えるわけないじゃん。
恥ずかしすぎる…。
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yuna - 続編を希望します! (2017年1月17日 21時) (レス) id: 47a3bc0885 (このIDを非表示/違反報告)
cgrbmtd44(プロフ) - 続編頑張ってください!! 応援してます! (2017年1月16日 21時) (レス) id: 5bd06e9772 (このIDを非表示/違反報告)
219(プロフ) - 続編希望!です! (2017年1月16日 20時) (レス) id: 972a2fe011 (このIDを非表示/違反報告)
メロディー - 続編お願いします!作ってくれたら嬉しいです。 (2017年1月16日 19時) (レス) id: 09aa47a1da (このIDを非表示/違反報告)
. ma(プロフ) - 続編お願いします! (2017年1月16日 18時) (レス) id: bed98a77fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いぶりん | 作成日時:2016年12月11日 11時