｛銀魂｝３ｚ 学校一のモテ女は男性恐怖症！？２

66話：守りたいから ページ28

夏希side


貴「夏希ちゃんって土方君のことが好きでしょ?」



さっきまで、僕と土方の片付けを盗み見していたprincessが僕に聞いてきた。

僕が思っている好きとprincessが望む好きはきっと違うだろう。



夏「僕と土方はprincessが望むような関係じゃないよ。
僕と土方はprincessとナイト君の恋を応援するために自動的にそうなっているだけだ。
princessと一番仲が良かったのがチャイナさんだとしたら
チャイナさんと土方だったかもね。」

貴「神楽ちゃんとも仲いいよーw
いつか夏希ちゃんと恋ばなしたいなーw」

夏「僕は自分のことはあまり話したくないんだ。」



princessは残念そうな顔をした。

僕は素直になってはいけない。

大切な人は守りたいからね。

嘘に固められた僕は周りを騙し続ける。

ナイト君の『詐欺師』は中々面白いと思う。

中々的を得ていたから。


土方が言っていたあの言葉



土「じゃあ、俺が夏希に告白したら…」



正直に言うと嬉しかった。

今まで僕に好意を持ってくれた人はいなかったから。

だけど、僕にとって土方は大切な人だから

どんなに隙をついても友人以上は行かせない。

それが僕の信念だから。



夏「princessはナイト君とまわれそうか?」

貴「うん！」



嬉しそうに話すprincessを見ているだけで僕は十分だ。

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ラッキーカラー

あずきいろ

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