天使の君へ【轟焦凍】 (ページ41)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:35,200 hit

40, ページ41

ーAー

日が暮れてきた頃

『冬美ねぇ、ちょっと走ってくる』

冬「はーい！気お付けてね」

『行ってきます』

たったった

体育祭まであと少し、頑張らなくちゃね

『はっはっ』

体力つけなきゃな

『ただいま』

エンデヴァー「おかえり」

『おかえりなさいませ、お父上』

エンデヴァー「ああ、」

冬「あっ父さんおかえりなさい、ご飯できてるよ」

手を洗い、

席につく

「いただきます」

カチカチッ、橋を動かす

すると突然

エンデヴァー「体育祭まであと少しだ、どうだいい調子か？」

『ん〜？どうだろう、でもお父上の名にかけて全力で優勝するよ！』

エンデヴァー「そうかそうか、ありがとな」

素っ気ない、私はどうでもいいような扱い方
轟君は気づかない…

エンデヴァー「焦凍はどうだ！」

轟「さぁ、だが親父には頼らん
　そのつもりで勝つ、負けるつもりはねぇ」

エンデヴァー「そうかそうか、頑張れよ」

というと頭に手を乗せようとする

パチンッ

轟「やめろ」

というと、片付けをするため立ち上がった

『ごちそうさま』

と言いながら私も立ち上がる

その状況を察した冬美ねぇが慌てて立ち上がって

冬「Aも、頑張ってね」

と言いながらが頭をポンポンしてくれた

手伝いをし、

勉強を済ませ、

稽古する、

お風呂にはいり、

冬美ねぇの部屋前

コンコンッ

『失礼いたします、冬美ねぇ』

冬「いらっしゃい、ほら」

と言って全てを理解しているようなそんな答えをされた

私はとても嬉しくて、目一杯抱きついた

『冬美ねぇいつもありがと、、』

冬「Aはいつも頑張ってるんだから大丈夫よ」

そう言われ安心して眠る

いつも私を理解してくれるのは冬美ねぇだけ、

信じるのも一人だけ、

信じても人は必ず裏切られるから